10代の脳の言語/非言語IQの変化

よくIQというのは”小さい頃は数値が不安定だけども、10~12歳以降は
かなり安定して来る”と言った事を聞いたりしますが、こちらの記事
によりますと、10代の脳というのはまだまだ発達の真っ最中で、ある
一定の分野の能力(言語・非言語)は石に彫られたように不変のもの
と言うわけではないようですね。




    再び登場、スタンフォードで撮ってもらったあーちゃんの”お尻脳”
     の画像(あーちゃん、ごめん。笑)
    (これはただのビジュアル効果で、記事の内容には関係なし。)


e0326991_10055357.jpg



以下、簡単にこの記事のポイントだけ訳しておきます。


研究者達はまず、2004年に健康で神経的に定型の幅広い範囲の能力
を持つ12~16歳までの33人を検査し、その後2007年/2008年に彼ら
が15~20歳の時、再検査を行った。


それらの追跡調査で発見された重要なポイントというのが、


■ 10代の間は言語性と非言語性(動作性)IQに上がったり下がったり
  の変化が見られ、これらの変動は音声(言語性)と指の動き(動作性)
  に関連する脳の領域の灰白質の構造的な変化と相関している事を示し
  ている。これらの構造的な変化は、IQの変動が単に測定ミスによる
  ものだけではないと言う事を示唆している。


■ 言語性と動作性IQの合成指数では、参加者の3分の1が明らかな”測定
  できる”知性の変化を見せた。(その中での最高の増大は21ポイント、
  最大の減少が18ポイント。)


■ 言語・動作性IQに関連した灰白質の変化は、一般的知能(g 因子)に
  関連した脳の領域とは一致してなく、この事から、知覚運動性スキル
  の変化により言語性・動作性IQに上昇・下降の変動は見られるものの、
  一般的な知能は比較的一定のままである事を示している。




と言う事は、総合的な数値にはそれほど変化はなくても、子供時代のIQ
認知プロフィール(言語性・動作性)も10代になると又変ってくる可能
性もあるという事でしょうか。


小学校の頃は言語性優位だったのが、中学、高校辺りでは動作性優位
になったりって事もあり得るのでしょうか?


それも脳の音声を司る部分や、モーターコントロールを司る部分の発達
によって変化してくるらしいという事ですが、最後に受けた知能検査の
結果では断然言語優位だったあーちゃんも、これから先言語が下降して
動作性が向上する可能性もあるという事?



そう言われてみれば、あーちゃんは3歳過ぎまで発語がなく、やっと
喋り始めた4〜5歳の間は知能検査も言語性よりも動作性優位でしたが、
(30以上の差)言葉を習得した後、6歳の時点ではそれが逆転して
言語性優位になってました。


この期間(3〜6歳)はABAセラピーで、そして私自身も個人的にも
とりわけ「言語能力の向上」に力を入れていた時期で、やはりそう
いった刺激で発達が遅れていた脳の言語の領域が目覚めたのかも?



又、最近では少し前までは間違ってばかりいたこんな空間認識を必要
とする問題なども、かなり出来るようになって来たし。


e0326991_07141437.jpg


IQの数値(言語性・動作性)や認知プロフィールも、子供のその時の
脳の発達状態(スキル)によって変動していくものなのかもしれませんね。


もともと脳と言うものは可塑性に優れているので、10代という成長期
は、まだまだ脳も成長期の真っ只中で、あらゆる発達を遂げて行って
るんでしょうねぇ。



このオリジナルの記事にも書かれているように、


”the study suggests it would be unwise to treat teenagers 
as if their intelligence is preordained by their IQ scores,"


と言う事で、10代の子達を彼らのIQの数値だけで決めつけてしまうと、
彼らの潜在能力に目をつむってしまう事にもなると思うので、気をつけ
るべきですよね。



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by mathgifted | 2014-01-08 11:45 | 脳について


数学が得意な16歳の2E kid(ASD&ギフテッド) あーちゃんの毎日を綴っています。ネバダの山奥で熱愛する数学を修行中!将来は大学の数学教授になるのが夢。13歳から本格的に地元の大学で数学のコースを受講し始めました。 目指すはMIT or Caltech! 


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