あーちゃんの凸凹について考える

にほんブログ村のランキングに参加しています。
応援のポチを頂けると嬉しいです。
    ↓ 
にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ

ブロ友、チョコ君のママさん「でこでこぼこって何だろう? 」という記事とその
コメント欄を読んでいて、私自身、ふとあーちゃんの凸凹について色々と考えさせ
られてしまいました。


あーちゃんは親の私から見ると、ありとあらゆる分野の能力やスキルにおいて、
かなり激しい凸凹があると思うのですが、でもIQテストや学力達成テスト、実力
テスト、そして学校での授業や成績などにおいてはかなり高い”アチーブメント”
(達成)を示しているため、”学習上においての困難がみられない”という事で、
これといって特別な「学習障害」(LD)の診断はおりてません。


私が日頃あーちゃんの様子を見る限りでは、字の汚さ、書く事の辛さ(習字障害)
や、数学において、図形や幾何学の問題に対する困難さ、そして一般に空間認知
を必要とする活動においてなどにかなり手こずっているのが一目瞭然であります。



が、自閉症の診断が下って以来、これまでいくつもの数と種類の知能テストや学力
テストを繰り返し、何人もの違った心理士や専門家達に診てもらってきましたが、
LDについての話題を持ち上げられる事は今まで一度もありませんでした。


(こちらが持ち出しても、”その疑いは見られない”と結構軽くあしらわれる
 ばかりでしたねぇ。)


あーちゃんが8歳の時、私達は学区指定のサイコロジストではなく、プライベート
の専門家を訪れ、アセスメントをしてもらいました。



この専門家、Dr. Palmerはギフテッドのアセスメントだけでなく、Learning
Disability Assessment
の専門家でもあるという事で、私達はIQテストだけ
でなく、LD Testingの方もやってもらったのですが、やはりあーちゃんの場合、
確かにIQテストの下位検査や項目の間の数値に大きな凸凹はみられるものの、
基本的には”能力テスト”(IQ)が表示する”可能性”が学力達成テスト”で充分に
活かしきれている、という事で、あーちゃんの凸凹は、ギフテッドによく見ら
れる、”能力、スキルの不均等asynchronous development(非同時期性
発達)による部分からきているほうが大きいだろうという事でした。



まぁ、確かに、知能の分野と社会性、知能と精神的な成熟、知能と身体的
(運動能力)などの不均等については、”ギフテッドならでは”の凸凹だという
のは理解できます。



又、認知的分野においても、ギフテッドの人達は一般の人口と比べても言語能力、
視覚空間認知、処理速度、メモリーなどの分野で、大きな凸凹が観察出来ると
いうのは、Dr. Palmerもおっしゃってました。


(知能指数が高ければ、この数値の凸凹は更に極端になるそうです。)


だからあーちゃんの”認知的分野での激しい凸凹”も、広いスコープで見る
ならば、”ギフテッドによくみられがちな認知スタイルやパターンの違い”
言った域に収まるレベルなのかもしれません。


(クリニカル(医学的に診断が下るほど)のレベルではない。)



ちなみに、Dr. PalmerにやってもらったStanford-Binet 5というIQテスト
では、言語性IQ(144)非言語性 IQ(131)の間に13の差、流動性知能
(141)
結晶性知能(123)の間に18、そしてこれが一番びっくりしたの
ですが、下位検査の”言語性知識”(18)”非言語性知識”(10)の間は”8”
もの差があり(これは標準数値ではなく下位検査数値(1~19)これだけの差
は何か問題点を示唆しているのではないか?と心配し、Dr. PalmerにLD
可能性を確かめたところ、(テスト後のメールでのやりとりで。)



”Yes, there is big difference between verbal and nonverbal knowledge
subtest scores. I believe the NV score is partly based on his learning
style and perhaps partly based on attention. He may not have been as
interested or tuned in to the pictures as he was to the word problems/
stimuli. May be partly because he is more of a verbal learner, and may
be partly because he was simply a little distracted on this one subtest
for some reason. The scaled score of 10 is average, not an area of
deficit compared to the normative population. Keep in mind that
many/most kids and adults have significant variation in subtest scores."


と言う返事が返って来たのでした。


Dr. Palmerの見たところによると、あーちゃんの”非言語性知識”の下位検査
の数値が低かったのは、学習スタイルによるものもあるかもしれないし、又は
”絵”(視覚)による問題や刺激は、”言葉”(言語)によるものと比べてそれ
ほど関心がわかなかったせいもあるかもしれないし、あーちゃんが”言語による
学習向き”
なのもあるかもしれないし、何らかの理由で、この下位検査の際、
あーちゃんの注意が散漫になっていたという可能性もある。


下位検査の”10”という数値は、標準と比較しても”平均値”であり、"不足や
欠乏”ではない。 多くの、又はほどんどの子供や大人が下位検査の中で、
大きな数値の違いがあるという事を頭に入れておいて欲しい、というような
事が説明されてました。



結局知能テストや下位検査の数値に大きな凸凹があったにしても、凹の数値が
どの”値”にあるか、という事で見方も違ってくるのかもしれませんし、例え
凹の数値が”平均値以内”だとしても、その個人のその他のテストや情報、観察
などを総括的に見て判断すべきなんでしょうね。


親としてはつい、凸のレベルを”標準ライン”と見てしまい、凹の部分を必要
以上に”過小評価”する傾向にあるのかもしれません。

(私だけかもしれませんが。苦笑)


私が”感じる”あーちゃんの凹の部分”も、私が”親としての期待”にあふれた、
あまりにも”主観的な目”で見過ぎているだけなのかもしれません。


確率や統計、代数や数論などといった分野の問題にはまるで”難なく”対応
しているのに、”図形”や”幾何学”の分野ともなると、その能力が少し
”パワーダウン”してしまえるかのように見えるのですが、そういった分野で
さえ、普通の12歳の子という視点で見ると、平均以上の能力やパフォーマンス
を見せているのかもしれません。

(いや、きっとそうだと思います。)


親の方も凸凹という概念において、視点の調整が必要だなぁ、なんて思ったり
したのでした。


(でも本当、ギフテッド、特に2Eの場合、何から何まで標準から逸脱しすぎて、
 時々何を基準にしたらいいかさっぱりわからなくなる事がありますよぉ〜!汗)




ブログをご訪問して頂きありがとうございます。

お帰りの前に、1日1回応援のクリックをしていただけると更新の
励みになります。
     ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ
にほんブログ村
[PR]
by mathgifted | 2013-06-08 11:09 | ママのつぶやき


数学が得意な16歳の2E kid(ASD&ギフテッド) あーちゃんの毎日を綴っています。ネバダの山奥で熱愛する数学を修行中!将来は大学の数学教授になるのが夢。13歳から本格的に地元の大学で数学のコースを受講し始めました。 目指すはMIT or Caltech! 


by あーちゃんママ

画像一覧

S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

カテゴリ

はじめに
あーちゃん
あーちゃんの作品
Gifted
2E
Math(数学)
Proof School
Middle School
High School
University
Language Arts
Japanese
Science
SAT/ACT
Social Studies
Reading
自宅学習
学習/教育
Resources
Awards
iPad
お薦めの本
自閉症/ADHD
脳について
ソーシャルスキル
実行機能(EF)
Life Skills
Exercises
Memories
育児
Psychology
Health/Medical
Arts
英語の記事・情報
あーちゃんママ
ママのつぶやき
あーちゃんパパ
Quirky Family
Family Outings
日々の出来事
アメリカ生活
TV番組/映画鑑賞
その他もろもろ

最新の記事

ご訪問ありがとうございます
at 2016-02-15 07:26
あーちゃんの2014年を振り返る
at 2014-12-31 15:37
あーちゃんとデート
at 2014-12-30 12:36
あちゃー!あーちゃん (ノ_..
at 2014-12-29 12:31
二人でCOSMOSにハマってます
at 2014-12-28 09:10
ご近所のクリスマスデコレーシ..
at 2014-12-26 09:37
クリスマスイブだと言うのに...
at 2014-12-25 10:37
SAT '14の結果
at 2014-12-24 11:31
Ten best Gifte..
at 2014-12-23 12:42
春学期のコース
at 2014-12-22 10:10

以前の記事

2016年 02月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月

メモ帳

最初のブログ
あーちゃんはmath kid
もよろしくお願いします!

今まで家族で訪れた場所や自然の風景、家族との何気ないひと時などの癒し系写真を集めた私のもう一つのブログです。
Carpe diem
e0326991_03350338.jpg

フォロー中のブログ

日常の小さな魔法
mama's recipe
陽のあたる場所  + が...
あーちゃんはmath kid
Curious Ryon...
Gifted☆
シアトルで子育て
ギフテッドの子の一日
でこぼこギフテッド
毎日ギフテッドかあさん
* 緑の中の台所 *
凸凹な僕たち
でこぼこワンダーランド
アメリカのギフテッド&2e情報
The Curious ...

外部リンク

記事ランキング

ライフログ


Misdiagnosis And Dual Diagnoses Of Gifted Children And Adults: ADHD, Bipolar, OCD, Asperger's, Depre


Different Minds: Gifted Children With Ad/Hd, Asperger Syndrome, and Other Learning Deficits


A Parent's Guide to Gifted Children

その他のジャンル

ブログジャンル

子育て
教育・学校

画像一覧