カテゴリ:自閉症/ADHD( 13 )

Stanford Brain Development Projectのレポート

あーちゃんの勉強コーナーの窓から見える外の景色。

前庭に植わっている木々の葉っぱも深紅に染まり、あーちゃんは少しばかりの紅葉を
楽しみながら毎日の学習に励んでいます。


e0326991_05455165.jpg



e0326991_05495378.jpg

e0326991_05512669.jpg


さて、これまですっかり忘れてしまっていたのですが、少し前、スタンフォード大学
のBrain Development Projectから、去年(2013年)の6月にあーちゃんが参加
したMath Abilities in Autism Spectrum Disorderと言うリサーチについて
の途中経過報告がメールで送られて来てました。


*リサーチ参加に関しては、これらの過去記事で報告しています。






e0326991_10325613.jpg

e0326991_11231581.jpg



一応、あーちゃんもこの研究に参加した中の1人と言う事で、その報告をアップして
おきたいと思います。


いつもながら英語の文献ばかりでごめんなさい。

自閉症スペクトラムの脳や数学能力に関して興味のある方は覗いてみてください。




e0326991_06285602.jpg


e0326991_06340160.jpg



このレポートによりますと、自閉症の子達では、”fusiform gyrus”(紡錘状回)
と言う領域の活動パターンは、彼らの算数・数学の優れた問題解決のパフォーマンス
と関係しているようなのですが、定型発達児のコントロールグループ(対照実験の
対象となるグループ)の間ではこの関係が観察されなかったようです。


この事から、自閉症の子供達に見られる秀でた数学的能力は、一般的には顔など
と言った複雑な視覚的対象の認知に関連があるとみられている脳のエリア(紡錘
状回)の再利用と結びつきがあることを示唆しているようであります。


(この"repurposing"と言うのは、「再度目的を持たす」という意味で、恐らく
”本来の目的以外での目的を持たす、再利用”と言った意味合いだと思います。)


面白い事に、英語のWikipediaのFusiform gyrusのページには、

”Fusiform gyrus has also been involved in the perception of emotions
in facial stimuli. However, individual with autism show little to no
activation in the fusiform gyrus in response to seeing a human face."



と書かれてました!


また、この領域は相貌失認と呼ばれる障害と関係しているとする研究者もいる
みたいであります。


いつも思うのですが、脳って本当に神秘的で奥が深く、興味深い研究の対象
ですね。


最後に又しても登場、あーちゃんのbutt brain(お尻脳)(笑)


e0326991_1142312.jpg


いつもブログをご訪問して頂きありがとうございます。

ランキングに参加しています。
お帰りの際に応援のクリックを押して頂けると更新の励みになります。
どうぞよろしくお願いします〜!

にほんブログ村 子育てブログ 2Eチャイルド育児へ
にほんブログ村
[PR]
by mathgifted | 2014-10-21 09:01 | 自閉症/ADHD

インテンスワールドシンドロームについての記事

まず始めに。

今朝起きるとあーちゃんがぐったりとしていて元気がなく、やたら
「身体がだるい」と言ってソファーに横たわって寝ていました。


やっ、やばいー!!! ( ; ゚Д゚)


もしかして、私のウィルスが感染してしまったか!

食事の用意をする時もかなり念入りに手を洗って気をつけていたの
だけど...


昨日の夕方くらいからいつもと比べるとちょっと元気がなさそうと
いう感じはしてましたが、夕飯もいつものように食いっぷりもよか
ったし、夜は年明け早々例のデイビソンアカデミーの子達と数学の
ビデオ勉強会も楽しそうにやっていたので、(夕べも結局3時間以上
ぶっ続け!)まぁ、大丈夫だろうと思っていたのですが。


今日は午後から今年始まって初めての数学クラブの練習の日で、朝
かなりしんどそうだったので、「今日はクラブ休んだら?」と言う
のに「大丈夫だ」と言って出かけて行きました。


数学に関した活動においてはつい無理をしがちなあーちゃんなので
すが、練習から帰って来たら今日はこの後ゆっくりと身体(&脳)の
休養をさせようと思っています。



さて、本題に入りたいと思います。


先日、ネットでこのような記事を見つけ、とても興味深いと思った
のでリンクしておきたいと思います。



これ、自閉症という複雑なコンディションを説明するにあたって
一つ考えられる仮説である、Intense World Syndrome
(日本語の訳が見つけられませんでしたが、強いて言うならば
”強烈な世界症候群”とでもいいましょうか。)についての記事です。


この記事はかなり長いので日本訳は出来ませんが、自閉症に関して
興味のある方で英語の得意な方、とても興味深く色々と考えさせら
れる情報にあふれているので、是非ともチェックしてみて下さい。


この「インテンスワールドシンドローム」について日本語での情報
はないかと日本のグーグルで検索してみましたが、見つかりません
でした。

とても画期的な仮説なので残念。


この説を一口で説明するのはちょっと難しいのですが、こちらの
2007年に発表された文献によりますと、まぁ簡単に言いますと、
自閉症というのは本質的には脳のある一定の分野の神経回路の
超過敏性超可塑性という神経病理学で説明する事ができ、それ
らの過度の神経回路の処理は、ハイパーパーセプション、ハイパー
アテンション、ハイパーメモリーなどと言った自閉症独特の症状
につながる事を示唆しているという事らしいのです。



この説によると、自閉症は大抵の場合考えられているような、知覚
処理の欠陥が原因による”低機能障害”とは対照的に、逆に刺激に対
する超過敏によって機能を衰弱させる”超機能の障害”であると言
う事で、過度の神経回路の処理により、外界の刺激が痛いほど強烈
に感じてしまい、それによって脳の新皮質そして扁桃体が影響を受け、
それらが社会的、環境的な撤退につながるという事らしいのです。



要するに脳が外界の刺激を強烈に感じ、強烈に反応してしまい、それ
を処理、対処しようとして(又は対処できなくて)いわゆる”社会的
に不適切”とみられるような行動をとってしまうという事でしょうか。


「脳が外界の刺激を強烈に感じて反応してしまう」と言う部分など、
自閉症の感覚過敏だけでなく、ギフテッドのOEにもつながる部分が
あるように思いました。

(又はこの2つは脳神経学的には同じものなのかも?)


実際、この記事の中には自閉症とギフテッドの特徴についての関連性
を示しているような文章もあり、読んでいてとても興味が惹かれました。


”In addition, one of the most consistent findings in autism 
is abnormal brain growth, particularly in the cortex.  There, 
studies find an excess of circuits called mini-columns, which 
can be seen as the brain's microprocessors.  VPA rats also 
exhibit this excess.  

Moreover, extra mini-colums have been found in autopsies of
scientists who were not known to be autistic, suggesting that
this brain organization can appear without social problems
and alongside exceptional intelligence.


Like a high-performance engine, the autistic brain may only
work properly under specific conditions.  But under those
conditions, such machines can vastly outperform others-like 
a Ferrari compared to a Ford.


この記事の最後の方に、自閉症の脳がもつ可能性をフルに開花させ
る為に出来る事がいくつかあげられていました。


その基礎は、自閉症の子に穏やかで、予想がつきやすい環境を与えて
あげ、外界の刺激を和らげるコクーン(まゆ)のような状況を作って
あげる事だそうです。


それらは具体的に言いますと、聴覚過敏な子には過剰なノイズをカット
する為にヘッドフォンやイアマフを与えたり、新しい環境や物、事に
少しずつ慣らさせて行ったり、予期せず出来事やいきなりの活動をなる
べく避け、ルーティンに徹底するなど...


まぁ、自閉症児の親ならどれもこれも常識的な事で、多くの親がすで
にこういった工夫や支援などは実行しているとは思うのですが、この
ように、「強烈な刺激から身を守ってあげる」という事によって、
子供の脳がオーバーロード状態になる事を防いでやり、その子が秘め
ている大きな才能の部分が発達するチャンスが得られるのかもしれま
せんね。



私自身、全ての自閉症のケースがこのインテンスワールド仮説で説明
できるとは思いませんが、ある一定の層について考えてみるとなかなか
興味深い説だなと思いました。



いつもご訪問頂きありがとうございます!

ブログ村のランキングに参加しています。
お帰りの際、応援のクリックを押して頂けると
更新の励みになりますのでよろしくお願いします。

にほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ
にほんブログ村


[PR]
by mathgifted | 2014-01-06 10:21 | 自閉症/ADHD

自閉症とてんかんの発症リスク

にほんブログ村のランキングに参加しています。
応援のポチを頂けると嬉しいです。
    ↓ 
にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ


前回の記事で思春期の話題が出たところで、私がこの時期で気になっている
事がもう一つあります。

それはてんかんの発症についてです。


はっきりとしたデータや統計などの具体的な数字の認識はなかったものの、
まだあーちゃんが小さい頃からよく、自閉症ママ友達や医者、セラピスト
などと言った療育関係者の人達からも、自閉症とてんかんの関連性について
は色々と聞かされていました。


自閉症と診断された人達の中には、てんかんを発病する場合も少なくなく、
こちらの「自閉症とてんかんQ&A」という文献によると、


”てんかんの有病率は、一般的には100~ 150人 に1人くらい (0.8%)
言われています。自開症の方のてんかん合併率は、報告者によって大きく開
きがありますが、13~ 46% と、一般の方と比べて高い頻度で見られます。”


とあり、この件に関するほとんどの文献や記事などで、自閉症とてんかんの
間には密接な係わり合いがあると報告されているようです。


自閉症の場合、てんかんの発症時期としてよく見られるのが2つの時期で、
1つ目のピークは小児期(1歳前後)、そして2つ目のピークが思春期 辺り
(10~15歳頃)で、小児期に発症しなかったと言ってこの先ずっとてんかん
の発作を起こす事はないとは言えないようです。


私達もあーちゃんが2歳半になっても言葉が全くなかったのを心配して、地方
からわざわざ都心の(サクラメント)小児脳神経科を訪れた際、検査の一部
としてEEG(脳波)もチェックしてもらったのですが、その時は何も異常なし、
という結果でひとまず胸をなでおろしていました。


そしてその後はありがたい事にてんかんの発作に襲われる事もなく、現在
(12歳)に至っています。


でも第2の発症ピーク時期(10~15歳)に突入した今、頭の片隅に”てんかん”
という言葉が常に浮遊していて、精神的に落ち着かない状態であります。


てんかんの発作や、それに伴う事故などの身体的な危険を考えると、反抗的
態度や行動もまだ可愛いものだよなぁ、などと思ったり。009.gif


そんなこんなと思いを巡らせている時、先日こんな記事を目にしました。


「Risk of epilepsy in autism tied to age, intelligence」


”Children with autism who are older than 13 years and
have low intelligence are at the greatest risk of having
epilepsy, says one of the largest epidemiological studies
on the issue to date."



”13歳以上で低知能(IQ70以下)の自閉症者は、てんかんを発症する
 危険性が最も高い。”


”Most children develop epilepsy during the first three years of life.
But children with autism show a second spike in epilepsy in early
adolescence.”


”The study also found that low intelligence — defined as having
an intelligence quotient (IQ) below 70 — is associated with a
cluster of symptoms seen in people who have both epilepsy and
autism.”

(SFARIより引用)


とあり、この記事では自閉症者のてんかん発症時期についてだけでなく、
知的レベル(IQ70以下)との関連性も報告されていました。

更に同記事には、


”About half of people with autism have unusual electrical brain
waves even when they don't have epilepsy.”


”自閉症の人の約半数は、たとえてんかんを持っていなくても
電気脳波に異常がみられる。

とあり、自閉症の脳はやはり一般の脳とは違うんだなぁと思いました。


この上の記事を読んで、てんかんについて更にリサーチをしていたところ、
なんと私自身もてんかんを経験していたという事が発覚。(゚Д゚;)


てんかんにも色々な種類があるらしく、私が経験したのは意識を失わない
タイプ、「単純部分発作」「視覚発作」だったようです。


今から数年ほど前、夜リラックスしがてらにパソコンで色や光が素早く動く
タイプのゲームをしていたら、いきなり視覚が妙になり、視界の上の方に
万華鏡で見るような色や形などが点滅して右から左に流れて行き、吐き気
をもよおし、そんな感覚は初めてだったのでとてつもない恐怖感に襲われ
てしまった事がありました。


ゲームを即中止し、ソファに横たわって目を閉じ、まぶたを何度もこすって
もそのイメージが消えなかったのでびびりましたよ〜!


それが又普通の視覚と違ってとてもビビッドで、光が飛散っている感じで、
あまりにも異常な感覚だったので、即脳の機能がまともじゃないなとは感じ
ましたが、まさかてんかんを起こしていたとは夢にも思いませんでした。


この単純部分発作(視覚発作)、多分ゲームをやっていて後頭部の視覚を
つかさどる脳の部分が過剰に刺激され、異常な神経活動を起こしてしまった
のではないかと思います。

(ただでさえ私は視覚過敏なので気をつけるべきだったのですが。汗)


それ以来そのゲームをやるのが怖くなってしまいましたよ。


意識を失うてんかんも怖いですが、意識がしっかりありながらも、自らが
体験する異常をどうすることもできないという状態もとても恐ろしいもの
ですよね。((( ;゚Д゚)))


あーちゃんにはこういった体験は一切して欲しくないので、何とか何事も
なく、思春期を通り超してくれる事を祈ってます。



ブログをご訪問して頂きありがとうございます。

お帰りの前に、1日1回応援のクリックをしていただけると更新の
励みになります。
     ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ

[PR]
by mathgifted | 2013-08-23 07:08 | 自閉症/ADHD

自閉症に関するちょっと気になった記事

にほんブログ村のランキングに参加しています。
応援のポチを頂けると嬉しいです。
    ↓ 
にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ


自閉症の若い男性に関して、色んな意味でちょっと眉毛が上がった013.gif 記事
を目にしたので、興味のある方の為にリンクしておきます。(英語ですが。)

「Autism and Child Pornography: A Toxic Combination」


自閉症の診断を持つ思春期の男の子の母親としては、性に関しての話題は
これからの大きな課題となっているので、この記事のタイトルに強い関心
をもって読んでみたのですが...

これ、テンプル・グランディンの母親による記事みたいですが、個人的には
記事を読んで納得するよりも、更に色々な質問や疑問が浮かんでしまいました。

一応Google translateでの日本語訳のリンクも貼っておきます。

「自閉症や児童ポルノ:有毒コンビネーション」

う〜ん。

私が自分の意見を言う前に、ちょっとリサーチが必要だと感じたので今回は
とりあえず情報シェアという事で。


なんだか色々と考えさせられる記事です。



ブログをご訪問して頂きありがとうございます。

お帰りの前に、1日1回応援のクリックをしていただけると更新の
励みになります。
     ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ

[PR]
by mathgifted | 2013-08-06 05:55 | 自閉症/ADHD

スタンフォードのリサーチ参加報告(Part 3)

皆さん、いつもこまめに応援のポチをクリックして頂き感謝してます!
皆さんのクリックが、気分がのらない時や身体がしんどい時でも更新頑張ろう
と言う気にさせてくれ、本当に励みになってます! o(*^▽^*)o~♪Thanks!


さて、スタンフォードのリサーチに関しては、最終日の月曜日の午前からはADOS
autism assessment
という自閉症のアセスメントが行われ、ランチブレイク
をはさんで午後からは、又もや違った種類のMathのアセスメントが行われました。


自閉症のアセスメントでは、知能検査や学力テストとは全く違ったタイプの
問題や課題だったようで、多分社会的状況の読み取りや判断、他人の視点から
物事を考えたり感じたりする力などを測るような質問の数々に答えて行ってた
みたいです。

           あーちゃんとあーちゃんをテストした心理士のEさん。
            あーちゃん、緊張して顔がコワバってます。(笑)

e0326991_832413.jpg



あーちゃんの話によると、課題の中には自分でオリジナルのストーリーを作って
語り聞かせるものなどもあり、(想像性をチェックしている?)何やらかなり
ワイルドな話を創作したらしく、心理士さんから”とてもクリエイティブね!”
とコメントをもらって喜んでました。


実は今回のリサーチ参加で私が一番気になるのがこの、「自閉症のアセスメント」
でして、長年のABAセラピーや 数々のSSTを経て来た後、現在の時点であーちゃん
「自閉症」と診断されるかどうかという部分に非常に興味があります。


でもその他のアセスメント同様、こちらの方も現在のところは結果報告は期待
できないようなので、私の「知りたい」という欲望は満たされないままの状態
になりますが...(涙)

Mathのアセスメントに関しましては、前日にやった学力テストとは又少し違った
タイプの問題だったようで、”学校の授業で習う算数、数学の知識”というよりも
”本能的な数学のセンス”をチェックするといったような問題みたいでした。

(このセッションではアセッサー(アセスメントする人)が2人もいました!)


尚、このMathのアセスメントを持ちまして、今回のリサーチのセッションが全て
終了しました。

この3日間、スタンフォード大内をあちこち移動しまくり、色んなアセスメント
を受け、何だかあれよあれよと慌ただしく時間が過ぎて行った感じがします。


私達よりも、何時間も色んなアセスメントをしなくてはならなかったあーちゃん
の方が断然大変だったと思いますが、でも本人は全てのアポが終わった後でも
かなり元気はつらつとしてましたが。


あーちゃんにとってはこういう刺激は”疲れる”どころか、”元気を与えてくれる
要素”
と言った方が正しいという感じがしました。(笑)


今回のリサーチ参加であーちゃんも色々な思いをはりめぐらせていたみたいで、
あーちゃんにとってかけがえのない体験になった事だと思います。


わざわざネバダの山奥から出て来た甲斐があったというものです。(笑)

      スタンフォードの精神科リサーチセンターを後にするパパとあーちゃん。

e0326991_9143621.jpg



ここ数日間、このリサーチ参加報告記事にお付き合いくださいまして、どうも
ありがとうございました。040.gif


この後は簡単に、カリフォルニアに滞在中に訪問した”私達のお気に入りスポット”
についての報告記事をお伝えしたいと思います。



ブログをご訪問して頂きありがとうございます。

お帰りの前に、1日1回応援のクリックをしていただけると更新の
励みになります。
     ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ

[PR]
by mathgifted | 2013-07-07 09:26 | 自閉症/ADHD

スタンフォードのリサーチ参加報告(Part 2)

本日アメリカは独立記念日であります。

アメリカにお住まいの皆さん、Happy Fourth of July!


本当は今日、皆でタホ湖で行われる花火ショーを見に行く予定だったのですが、
カリフォルニアの旅から帰って来て間もなく、まだ身体の疲れも完全にとれて
いないし、又炎天下の中、人混みに混じるのを想像しただけでもセンサリー
オーバーロードの状態に陥りそうなので、せっかくだけど私は今回は参加を辞退
させてもらい、エアコンの効いた部屋でアイスティーを飲みながら、の〜んびり
とブログを書いています。 □_ヾ(^-^ヽ)カタカタ...


(といっても旅行中に山ほど溜まった洗濯物を洗濯しながらですが... 主婦は
 遊び歩いてばかりいるわけにはいかないと言うのを男どもは理解してない!)


さて、前回の続きです。

スタンフォードのリサーチ参加の2日目は、午前中にMathReading
アセスメント、そして午後からはMRIの検査というスケジュールでした。


スタンフォード大学に向かう途中、ちょっとした交通渋滞に巻き込まれました。

       カモ(アヒル?)が交通の激しい道路を横切ろうとしているところ。

e0326991_9464436.jpg

e0326991_9472299.jpg


ドライバー達がカモが道路を渡りきるまで、とても辛抱強く見守っている光景が
なんとも微笑ましかったです。

MathReadingのアセスメントは、前日の知能検査が行われたのと同じ場所で
行われました。

あーちゃんの話では、このアセスメントは知能検査の時と違い、実際学校でやる
”学力テスト”のような内容だったみたいで、数学に関しては学年レベルくらいの
問題から始まり、出来るところまでどんどん問題を解いていくと言った形式だった
ようで、あーちゃんは高校の代数、幾何学、三角関数、そして最終的には微分積分
の全ての問題をクリアし、テスターから「最終地点に到達した」と言われたよう
でした。

本人は、

「どうして微分積分で終わりなのか? 統計学とかその他の分野の問題はないのか?」

と、これ又少々不服そうでしたが、「このリサーチプロジェクトの対象年齢は
7~12歳で、大抵の12歳の子は微分積分までの知識はないだろうからそれ以上は
組み込まれてないのだろう」と説明しましたが、又もや本人が期待していたほど
のチャレンジが得られず、ちょっとがっくりしていたようです。


まぁ、でもテスターとのやり取りを大いにエンジョイしていたみたいなので、これも
又あーちゃんにとって、それなりにいい経験になったのではないかと思います。


私達もテスターと話をしたのですが、このアセスメントの記録からこの先、この
リサーチプロジェクト以外のプロジェクトの”研究対象”選択の参考にもなるらしく、
とりあえずあーちゃんの数学の能力の記録をスタンフォードに残しておくのは後々
為になるのではないかと思いました。


午後からのアポまで少し時間があったので、スタンフォード大学のキャンパス内
をの〜んびりと散策しました。

e0326991_10325613.jpg

                     Hoover Tower
e0326991_1033275.jpg

e0326991_10335399.jpg


          花でStanford Sをかたどっていて、なかなか憎い演出!

e0326991_10355179.jpg


        もしかしたらあーちゃん、将来ここに進学したいと言いだすかも?

e0326991_10381976.jpg

e0326991_1041346.jpg


途中、スタンフォードミュージアムにも寄ったのですが...

パパとあーちゃんはアートには関心がないので、私はRodinGates of Hell
(ロダンの地獄の門)もゆっくり鑑賞できず、そそくさと素通りする二人を
一生懸命追いかけてました。(涙)

e0326991_1056444.jpg

e0326991_10571010.jpg



そしていよいよ午後からのMRIスキャンは、Stanford University Hospital
敷地内にある、 Lucas Imaging Centerというビルで行われました。

                 Stanford Hospital
      病院の前には大きな噴水プールがあり、そこには又もやカモがいました。

e0326991_10305461.jpg

e0326991_10422865.jpg



あーちゃんは今回MRIは初めての体験だったので、私自身少し心配していたの
ですが、本人も予めスタンフォードのサイトで”MRI準備ビデオ”を観ていたし、
閉所恐怖症はなかったので、まぁ大丈夫だろうと思っていたのですが、やはり
狭い場所で大きな音を聞きながら、(スキャンの時結構大きな音がした)各
セッションが時には15~20分もかかり、密室に閉じこもった状態になるため
少し不安感に襲われたようで、そのせいか、しばらく緩和していたチックが
再発してしまったのでした!


fMRIの際は特に頭を固定している必要があり、リサーチャーの話ではデータと
して使用する為にはある一定のガイドラインがあるらしく、その為あーちゃん
が休憩で出て来た際、実際コンピューターであーちゃんに脳の画像とか様々な
グラフやデータをみせ、

「頭が動いているみたいなので、なるべく動かないように。データとして使用
 できる数値は以下で、あなたのスキャンの数値は8.2だったから、5以下に
 抑えるように頑張ってくれる?」


と、具体的でビジュアルな説明をしていたのを見て、


(ほう〜、さすがリサーチサイエンティストだわねぇ。026.gif

と感心しましたよ。


チックのせいで頭が小刻みに動いていたみたいでしたが、その後なんとか状況が
改善されたみたいでした。

                MRIのセッション休憩中のあーちゃん。

e0326991_11231581.jpg


              あーちゃんもリサーチャーみたいって?
     実はあーちゃんが観ているのは暇つぶし用の「トイストーリー3」です。(爆笑)

e0326991_11263153.jpg

e0326991_11265640.jpg


あーちゃんを担当したリサーチャーの人達はとってもいい人達で、(学生さん
かと思いきや、既にPh.Dを持つPost-doctoralの人達)測定中や休憩時間に
色々と興味深い話を聞く事ができ、私にとってもかけがえのない体験となり
ました。

e0326991_11322283.jpg


リサーチャー達は明らかにあーちゃんの数学の能力を察しとったらしく、
(fMRIのスキャンの際の算数のタスクの速度にびっくりしていた)彼らの話に
よると、近い将来”数学の能力に優れた個人を対象にしたプロジェクト”
計画されているらしく、その際は連絡をしてもいいか?と聞いて来たので、パパ
と私は喜んで承諾しました。

と言うわけで、これから将来もスタンフォードのあらゆる脳科学、精神科関係
のリサーチプロジェクトに参加する事になるかもしれません。


尚、最後に初公開! あーちゃんがリサーチ参加の記念としてもらった自分の
脳のイメージをアップしました。

プリントアウトを又デジカメで撮ってますので画像の質が悪いですが...

        こちらは上から見たところみたいですね。目玉がぐりんとすごい!

後頭部の部分に割れ目があり、お尻みたいなので”butt brain"と言うとあーちゃん
に怒られました。(汗)←とんでもない母。(苦笑)

e0326991_1142312.jpg


これは後ろから見たイメージのようで、パパと私は右下の黒くカラッボになった
部分が気になり、(脳の一部が欠けている?汗)リサーチャーに聞くと、何も
異常がないという事だったので安心しました。

(もしかしてこの右下の部分は”絵の才能”のエリアかと思いましたよ!笑)

e0326991_11502869.jpg


e0326991_11523662.jpg


                 こちらは”sad face brain"。

e0326991_11544854.jpg


               そしてこちらが横から見たイメージ。

e0326991_11565523.jpg


ギフテッド子は、corpus callosum脳梁ー左右の大脳半球をつなぐ
交連線維の太い束)が普通よりも大きいなどと読んだ事があったので、
真ん中の白い部分をチェックしたけど、こんなイメージじゃわからんわ。


”More cross-hemisphere communication in gifted brains doing math.
Gifted children have a larger corpus callosum in MRI studies.”



その他、数学脳に関しての話題はコチラの関連文献を。

Mapping the Minds of Math

Brain's Left And Right Sides Work Together Better In
Mathematically Gifted Youth



MRIのスキャンに関しては、ちょっぴりナーバスになってしまってたあーちゃん
ですが、リサーチャー達は無理強いする事もなく、とても親切に対応してくれ
感謝しています。


でも全体的にはあーちゃんにとっても、とてもユニークで実りのある経験だった
と思います。


         最後に、リサーチャーさんにもらったT–シャツのお土産。

e0326991_12451132.jpg

e0326991_12453240.jpg


      こちらはスタンフォードミュージアムのギフトショップで買ったもの。

e0326991_1246134.jpg



リサーチ参加報告(Part 3)に続く...



ブログをご訪問して頂きありがとうございます。

お帰りの前に、1日1回応援のクリックをしていただけると更新の
励みになります。
     ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ

[PR]
by mathgifted | 2013-07-05 12:08 | 自閉症/ADHD

スタンフォードのリサーチ参加報告(Part 1)

あぁ〜、やっぱり我が家はいいですねぇ。

リサーチに参加している間、私達はカリフォルニアのスタンフォード大学がある
Palo Altoと言う市からさほど遠くないところに住むパパのお姉さんの家に滞在
させてもらっていました。


パパのお姉さんのLさん、そして旦那さんのJさんともどちらもすごく気さくで
フレンドリーな人達なので、余計な気を遣う事などはなかったのですが、でも
やはり他人の家に4~5日間も滞在すると、我が家が恋しくなってしまいますね。

夕べは自分のベッドで心置きなくの〜んびりと寝ることが出来ました。


これから数記事に渡り、これら5日間のカリフォルニア滞在記を書いて行く予定
にしていますが、その中では「リサーチ参加の様子」「カリフォルニア観光」
とにカテゴリーを分けてご報告しようと思っています。


この記事では主にリサーチ第一日目の様子を報告する予定ですが、まずその前
に少しだけ久々のfamily reunionの様子を...


リサーチの為の知能検査やMRI、その他のアセスメントは土、日、月、の3日間
の予定だったのですが、私達は余裕を持ってアポが始まる前日の金曜日の午前中
にネバダを発ち、車でカリフォルニアへ向かいました。


金曜日の午後にパパのお姉さん宅へ無事到着!


その晩は、同じくベイエリアに住むパパのお母さん(グランマ)と、普段は
大学生で、夏の間帰省しているLさんとJさんの息子で、あーちゃんの従兄弟に
あたるCさん、そしてCさんのガールフレンド/婚約者のKさんの皆で、韓国BBQ
を食べに行きました。

    
         左から、あーちゃん、グランマ、Lさん、Jさん。手前がパパ

e0326991_10291229.jpg


             左側の手前から、Kさん、Cさん、パパ。

e0326991_1043821.jpg


アジア人(日本人)、黒人、白人、そしてそれらが色んな割合でミックス
された子供達あり、とパパの親族はとってもカラフルですよねぇ。

e0326991_10464314.jpg


一見、ワイルドに見える従兄弟のCさん、実はこれがなかなか知性に溢れた
礼儀正しい若者で、(中学最後の年を飛び級してそのまま高校へ進学した。)
将来は心理士を目指し、現在は UC Davis(カリフォルニア大学デービス校)
へ通ってます。

e0326991_10583371.jpg


そしてCさんのガールフレンドのKさんも超スマートな方で、将来獣医を目指して
いるとの事で、現在同じく UC DavisでMDを習得するのに励んでいるようです。

(大学行きながら、パートで獣医で働いている。)

あーちゃんとこの2人の間ではアカデミックな話題が飛び交ってましたよ。

Kさんが数学(微分積分)のある法則を忘れてあーちゃんに聞いたりした時も、
あーちゃんは”どんなもんや顔”でそれに答えたりして、この二人との交流を
とってもエンジョイしていたみたいでした。


あっ、ちょっと前置きが長くなってしまいましたので、この辺で本題に入る事
にしますね。(汗)


では、ここからはリサーチ参加の様子についての報告です。


まず、第一日目の土曜日はIQテストの日でした。


アセスメントはスタンフォードのキャンパスから少し離れた、Department of
Psychiatry and Behavioral Sciences
のビルディングで行われました。

e0326991_11153789.jpg


e0326991_11164911.jpg


アセスメントは1.5〜2時間という事だったのですが、何だか結構時間かけて
やっていたみたいで、(2時間以上?)私達は待合室で待たされたので詳しい
内容とか聞けなかったのですが、休憩に出て来たあーちゃんは、

”Block Design”(積み木模様)とか、”Matrix Reasoning”(行列推理)や
”Vocabulary”(単語)というテストをやったよ!」

と、詳しい下位検査の名称を用いて説明してくれたので、WISC-IVをやった
というのがすぐわかりました。


         テストの合間のブレイクタイムにくつろぐあーちゃん。

e0326991_14194359.jpg



あーちゃんの話によると、テスターがきちんと”次は〇〇という検査をします。
この検査は2回正確に答えられなかったらアウトで、正解の場合はどんどん
出来るところまで続けて行きます。”などと説明してくれたらしく、(普通は
こういった細かい事など被験者には言わないんではないか?)と思いましたよ。


あーちゃんが最後にWISC-IVを受けたのは8歳と9ヵ月の時だったので、それから
かれこれ4年近く経とうとしている事から、12歳の時点でこれらのテストをどう
感じるか気になっていたのですが、あーちゃんの話ではほとんどの下位検査に
おいて最終の地点まで答える事が出来たらしく、苦手分野の「積木模様」でさえ
時間制限以内に全ての項目を正確に終える事が出来き、テスターから「もうやる
問題がない」と言われたそうでした。(笑)


(と言う事は、多分下位検査の最高値19のスコアで、4年前は14だったので、
当時から比べると明らかに向上しています。 これもここ数年のMathcounts
の図形問題や高校幾何学のクラスを受講したりした事が、あーちゃんの苦手
部分の”空間認知、図形”分野の発達にいい影響を与えたのかも?なんて
思ったりしました。)


「単語」も一つだけ答えられない語が出て来た以外は全ての項目をクリア
したみたいで、まぁ、「言語理解」の指標は8歳9ヵ月の時点で19が2つ、
16が1つと、ほぼシーリングに達している状態だったので、12歳現在では
もうかなりヘッドルームがなくなってしまっているというのがわかります。


そして、数唱なども9つの数字を暗唱するのが最高みたいで、あーちゃんは
それらを軽くクリアし、「9つ以上はないのか!」とちょっと不満気味だった
ようです。


(反対から読み上げるのも8桁がトップだったと言ってましたが、それも
簡単にクリアし、ちょっと不満気味でした。笑)

あーちゃんは8歳9ヵ月の時点で、このDigit Span(数唱)の数値が19だった
ので、これ又当時から最高値に達していて、今回も同じく全てクリアした
みたいで、あまり進歩が測定できませんでした。


という事で、はっきり言って12歳のあーちゃんにとっては16歳まで測定可能
WISC-IVはすでにシーリングに達してしまい、あーちゃんがチャレンジ
できるレベルの項目が少なくなってしまってるという事が確認出来ました。

だからWISC-IVは、ギフテッドの10~12才以上、特にHighly Giftedの子に
とっては、あまり正確なアセスメントとは言えないというのが納得できます。


よく、ギフテッドの子達はこれくらいの歳になると、ヘッドルームにまだかなり
余裕がある大学進学試験のSATACTなどを受けた方が正確にレベルを判断
しやすいと言われていますが、まさにその通りだなと思いました。


(それでもあーちゃんはSATでは、mathwritingのセクションにおいては
 すでにほぼシーリングに達している状態ではありますが。)


リサーチコーディネーターの話では、やはりIQ検査の結果は個人的には報告
しないポリシーのようで、リサーチが完璧に終了した時点で、(現在のところ
いつかはっきりしていず、1年後、もしくは2年後になるかも)興味のある人
には結果は伝える事が出来るかもしれないので、その際にリクエストして
ください、との事でした。


まぁ、あーちゃんの話からある程度予想する事ができますので、別に結果を
知る事が出来なくてもいいですが。


今回は、あーちゃんが”クイズでもしてる感覚”で楽しんだようなので、まぁ
それだけでもよかったんではないかと思います!


(心理士の大いに感心する顔を見るのが満足だったようです。笑)


...というわけで、長くなりますのでとりあえずここらでひとまず終わりにして、
その後の様子は次回に続きます。


続く...



ブログをご訪問して頂きありがとうございます。

お帰りの前に、1日1回応援のクリックをしていただけると更新の
励みになります。
     ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ

[PR]
by mathgifted | 2013-07-04 14:33 | 自閉症/ADHD

スタンフォードのリサーチに参加してきました

現在私達がカリフォルニアに滞在している理由は、実は以前にもお伝えした
Math Abilities in Autism Spectrum Disorderというリサーチに参加する為
だったのですが、本日をもって、3日間にわたるその全てのアポが終了しました〜!

この3日間というもの、一日中様々なテストやアセスメントに追われ、広範囲に
広がったスタンフォード大学のキャンパス内のビルディングをあちこち行ったり
来たりして、とても忙しかったです。(汗)

あーちゃん自身はこの3日間すごく楽しんでいたみたいですが。

MRIのセッションで少し困難がありましたが、詳しい事は又後ほど
 ゆっくりとブログで報告したいと思います。)

この後、2日ほど引き続きカリフォルニアの親戚の家に滞在し、私達のお気に入り
スポットを訪れてこようと思っているので、ネバダに帰るのはもう少し先になり、
コメントの返信が遅れると思いますが、そこのとこどうぞよろしくお願いします。

       スタンフォード大学のキャンパス内にてくつろぐパパとあーちゃん。

e0326991_101840.jpg


とりあえずの報告でした。



ブログをご訪問して頂きありがとうございます。

お帰りの前に、1日1回応援のクリックをしていただけると更新の
励みになります。
     ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ

[PR]
by mathgifted | 2013-07-02 10:03 | 自閉症/ADHD

ほぇ〜、疲れたぁ〜! ヽ(´-`;)ノ

実は今日は以前の記事でも報告したスタンフォード大学「Math Abilities in
Autism Spectrum Disorder」
というリサーチの一部の、”親との電話での
インタビュー”の日でした。


少し前にやっとこの3時間にも及ぶ、あーちゃんについてのありとあらゆる話題に
関する質問の応対を終え、(正確には3時間10分、ぶっ続けで、途中休憩もなし!汗)
ただ今、ど〜っぷりと疲れてます。(;´ρ`)ぐったり


産まれた時の状態とか、赤ちゃんの頃の様子、さまざまな分野の発達についてや、
性格や特徴、行動、医学的情報、学校での様子など、とにかく次から次へと色んな
質問に答えなければいけなかったのですが、赤ちゃんや幼児期の頃の細かな様子
などなかなか即座には思いだし難く、手元に用意してあった発達の記録や数々の
検査結果を参考に、昔の記憶をたどっていきました。


そうやって昔のあーちゃんを思いだしながら一つ一つ質問に答えて行ってると、
当時のあーちゃんと今のあーちゃんとの間には、同じ子供だとは思えないくらい
の大きな差があるという事に気づかされ、子供の”成長””可能性”に、改めて
驚異の念を感じられずにはいられませんでした。


こちらがいくら呼びかけてもしらんぷりで、字や数字に夢中だった頃。

e0326991_1058179.jpg

e0326991_10561811.jpg

e0326991_10564776.jpg


あーちゃんが自閉症と診断された日、私はこれまで自分自身が抱いていた我が子
に対する希望、そして期待を自分なりに調節し直し、自分の想像していた理想
の”子育て”の概念を頭から一切取り去る決意をしたのを覚えています。


その日から色々とありました。

確かに苦労も絶えなかったけれど、でも笑えた事も、嬉しかった事もたくさん
ありました。

こうやってふと振り返ってみると、あーちゃん自身も小さい頃から本当に
よく頑張って来たものだと思います。


まだおむつも取れていない3歳の子が、毎日8時間という長時間をセラピー
をして過ごさなければいけなかったのですから。


今日、こうして当時のあーちゃんと、現在のあーちゃんを比較しながら
インタビューに答えていて、診断当時では全く予想もつかなかった現在の
あーちゃんの状態に、ただただありがたい思いでいっぱいでなってしまい
ました。


このインタビューがきっかけで、なにやら昔の事を色々と思いだしてしまい、
何だかガラにもなく、今日はちょっぴりセンチメンタルな気分になってしまった
私であります。(苦笑)


とりあえずこのセッションが無事に終わり、今一安心しています。042.gif



ブログをご訪問して頂きありがとうございます。

お帰りの前に、1日1回応援のクリックをしていただけると更新の
励みになります。
     ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ

[PR]
by mathgifted | 2013-06-26 10:50 | 自閉症/ADHD

スタンフォードのリサーチについての最新情報

にほんブログ村のランキングに参加しています。
応援のポチを頂けると嬉しいです。
    ↓ 
にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ

随分前にこちらの記事→「スタンフォード大学から連絡が来た!」で報告して
以来、この件に関して触れてなかったので、中には(一体どうなんてんだ?)
と思ってらっしゃるかたもいられると思いますが、先日やっとスタンフォード
側と細かい打ち合わせの話をする事ができ、具体的なリサーチ参加の日取りが
決まりました!


プライバシーなどの事を考慮し、具体的な日付については公開を控えさせて
いただきますが、あーちゃんの夏休みの間(現在から8月の始め)に、この
リサーチに参加してきます!


リサーチコーディネーターの話では、この「Math Abilities in Autism
Spectrum Disorder」
のリサーチ、通常は4回にわたる訪問(セッション)
となっているようですが、私達がこのリサーチの為にわざわざネバダ州から
やってくると言う部分を配慮してくれ、実際の訪問は4回(4日)のところを
3回(3日)にしてくれました。


残りの1セッションは、Autism Diagnostic Interview (ADI)と言って、
親とリサーチャー/自閉症専門家との間の面談で、これは直接センターへ訪問
しなくても電話でも可能だという事で、このセッションだけ別の日にして
くれたのでした。

(融通を利かしてくれたのは感謝です。)


このインタビュー、なんでも3時間もあるらしく、内容的には子供の成育歴
や医学的情報、特徴、特質、学校生活やソーシャルな面での様子、学習状況
などと、多方面に渡る話題についての質問に応答するみたいですが、しかし
たかが12歳の子の人生を語るのに、3時間もの長い時間が必要か?なんて
思ってしまいますが。008.gif


電話嫌いの私は日本語でもそれだけの長時間話した事なんてないのに、英語で、
それも結構込み入った話を3時間もするなど、大丈夫かな?なんて思ったり。


(こういう込み入った話は電話よりも面と向かって話した方がわかりやすい
 と思うのですが、まぁ仕方がないか!)


リサーチコーディネーターによりますと、各セッションのスケジュールは
こんな感じであります。


■1日目:  IQテスト (2時間)
      リーディングと算数/数学の学力テスト (2時間)

■2日目:  MRI Scanー算数の問題をやりながらのスキャンを含む
      (複数のスキャン、合計3~4時間)
      
■3日目:  ADOS autism assessment (自閉症診断のアセスメント)

■4日目:  自宅(ネバダ)にて、電話での親との面談



テストフェチ(そんなもんがあるんかえぇ?笑)のあーちゃんは、第一日目
IQテスト学力テストをものすごく楽しみにしているのですが、(残念
ながら研究所のポリシーとして結果報告はしないようなので、結果を知る事
はできませんが。)私としては3日目の”自閉症のアセスメント”の結果に非常
に興味があります。


(MRIスキャンの詳しい結果報告もなしですが、でも”おみやげ”として
 自分の脳の写真をもらえるそうです!笑)


あーちゃんがこのADOSのアセスメントを受けたのは3歳近くの頃だったので、
当時と比べてどう変わったかというのに興味津々であります。


このアセスメントを受けた当時、全くのノンバーバルだったあーちゃんは
Module 1というバージョンをやったみたいですが、言葉に問題がなくなった
現在では違ったバージョンが使われるみたいなので、知能や学力以外の分野で、
”年相応な機能が果たされているか?””年相応の社会性が発達しているか?”
などといった部分が気になってしかたがありません。


(年相応とはいかなくても、”診断”がつくレベルかどうか?と言った方が
 正しいかもしれません。)


でもこのアセスメントの結果も多分報告してくれないだろうなぁ...


ダメ元でなんとか交渉してみようかしら...


まぁ、とりあえず結果はどうであれ、今回はあーちゃんのユニークな立場が
自閉症、もしくは脳科学の分野に何らかの形で貢献する事ができるとともに、
あーちゃん個人にとっても、”リサーチに参加する”という、通常ではなかなか
経験する事がないような体験ができる、という部分に大いに意義があるのでは
ないかと思います。


尚、このリサーチに参加している間は、ベイエリアに住むパパのお姉さんの
家族の家に滞在させてもらう事になってます。


パパの家族は皆、サンノゼ周辺に住んでますので、この機会にカリフォルニア
の親戚訪問も計画しています。


あーちゃんも久しぶりにグランマや叔母さん、従兄弟達に会えると、この訪問
をとても楽しみにしています!


この夏休みはあーちゃんも今までにない事を次から次へ体験し、なかなか充実
した日々となりそうです。



ブログをご訪問して頂きありがとうございます。

お帰りの前に、1日1回応援のクリックをしていただけると更新の
励みになります。
     ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ

[PR]
by mathgifted | 2013-06-22 05:39 | 自閉症/ADHD


数学が得意な15歳の2E kid(ASD&ギフテッド) あーちゃんの毎日を綴っています。ネバダの山奥で熱愛する数学を修行中!将来は大学の数学教授になるのが夢。13歳から本格的に地元の大学で数学のコースを受講し始めました。 目指すはMIT or Caltech! 


by あーちゃんママ

画像一覧

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

カテゴリ

はじめに
あーちゃん
あーちゃんの作品
Gifted
2E
Math(数学)
Proof School
Middle School
High School
University
Language Arts
Japanese
Science
SAT/ACT
Social Studies
Reading
自宅学習
学習/教育
Resources
Awards
iPad
お薦めの本
自閉症/ADHD
脳について
ソーシャルスキル
実行機能(EF)
Life Skills
Exercises
Memories
育児
Psychology
Health/Medical
Arts
英語の記事・情報
あーちゃんママ
ママのつぶやき
あーちゃんパパ
Quirky Family
Family Outings
日々の出来事
アメリカ生活
TV番組/映画鑑賞
その他もろもろ

最新の記事

ご訪問ありがとうございます
at 2016-02-15 07:26
あーちゃんの2014年を振り返る
at 2014-12-31 15:37
あーちゃんとデート
at 2014-12-30 12:36
あちゃー!あーちゃん (ノ_..
at 2014-12-29 12:31
二人でCOSMOSにハマってます
at 2014-12-28 09:10
ご近所のクリスマスデコレーシ..
at 2014-12-26 09:37
クリスマスイブだと言うのに...
at 2014-12-25 10:37
SAT '14の結果
at 2014-12-24 11:31
Ten best Gifte..
at 2014-12-23 12:42
春学期のコース
at 2014-12-22 10:10

以前の記事

2016年 02月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月

メモ帳

最初のブログ
あーちゃんはmath kid
もよろしくお願いします!

今まで家族で訪れた場所や自然の風景、家族との何気ないひと時などの癒し系写真を集めた私のもう一つのブログです。
Carpe diem
e0326991_03350338.jpg

フォロー中のブログ

日常の小さな魔法
mama's recipe
陽のあたる場所  + が...
あーちゃんはmath kid
Curious Ryon...
Gifted☆
シアトルで子育て
ギフテッドの子の一日
でこぼこギフテッド
毎日ギフテッドかあさん
僕と数。
* 緑の中の台所 *
凸凹な僕たち
でこぼこワンダーランド
アメリカのギフテッド&2e情報
The Curious ...

外部リンク

記事ランキング

ライフログ


Misdiagnosis And Dual Diagnoses Of Gifted Children And Adults: ADHD, Bipolar, OCD, Asperger's, Depre


Different Minds: Gifted Children With Ad/Hd, Asperger Syndrome, and Other Learning Deficits


A Parent's Guide to Gifted Children

その他のジャンル

ブログジャンル

子育て
教育・学校

画像一覧