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ギフテッドの完璧主義について

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現在、ちょっと暇がある時などに、こちらのセールで手に入れたこの本に
パラパラっと目を通しています。

               Coping for Capable Kids

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この本、まだ読み始めたばかりなのですが、ギフテッドに関連する様々な
問題や、それらに対する具体的な対処法、対策案などが簡潔にわかりやすく
書かれていて、すでにその情報量や実用的なアイデアにえらく感心してます。


この本はギフテッドの子達に対しての、教育面、感情面、社会面といった全て
の分野においてを対処して行く上で、親(そして教育者)にとっては非常に
心強いガイドブックとなるのではないかと思います。


(この本を99¢で買った私はなんとラッキーなんだろう!)


で、この本の中で、”完璧主義”に関してなかなか興味深い事が書かれてあった
ので、ここでちょこっととりあげてみたいと思います。


e0326991_4193456.jpg



まず、(ほぉ〜なるほど〜)と思ってしまったのが、


”多くのギフテッドの子達は、自分の周りの環境(物事や人物又は状況など)
において、それらをオーガナイズしたり、組織化、構造化する傾向が強く、
この子達は状況を”コントロール”しようとするあまり、しばしば取り組ん
でいる作業や活動を支配してしまいがちになる。”



(活動や行事を取り締まろうと、周りにあれこれと命令口調で指図したりする
傾向があるのでしょう。そうなると周りからも、”bossy"だと思われるかも
しれませんよね。 いや実際あーちゃんも色々と人のやり方までにちょっかい
だしたりして、ちょっと”bossy"だなぁと思う時があります。)



”完璧主義”というのは、ある意味、”自らの存在”に対して”責任”を持ち、
それを統制(コントロール)をしようと試みている表れであり、ギフテッド
の子達は物事を見分ける"知覚”も鋭い事から、”平凡””優秀”との区別も
明確に捉え、そうすることが”成功””失敗”をコントロールする手段と
なっている。”


とあり、”成功”する、”パーフェクト”であるという事が、自分自身、又は
自分の人生を”自らでコントロールしている”という感じがし、物事にも規律や
組織、構造が保たれ、精神的な安定を得る事ができるのかもしれませんね。


私もよくあーちゃんに、

「結果よりも、頑張ってトライしている、チャレンジしているという姿勢や
過程が大切なのだから、”完璧”である事にフォーカスする必要はない!」


と言い聞かせているのですが、この本によると、


”Making an effort is not enough. It's the standard of the work
that counts for these children."



と、この子達にとっては”努力をしている”というだけでは不十分で、重要なの
はその作業(作品)の”基準”であるという事らしいのですが、その基準という
のがこれ又、現実的なものを超えた、”知覚が敏感で想像力に優れた子供が作り
上げた”理想像なので、厄介なんですよね。


まだ年齢も低い場合など、ギフテッドの特徴であるスキルの不均等の為、知的
や知覚的部分においての発達に対して、身体的や感情的な発達が伴っていない
場合など、頭の中にある”理想像”を再現する事が出来ない為(手先などの
微細調整がまだ未熟)イライラして癇癪を起こしてしまう、(感情面で未熟)
などといった事もよくみられたりするようです。


この本の中には”完璧主義”に対して、親や教育者ができるさまざまな対処法
などがあげられていますが、全部はあげられきれないのでその中から参考に
なりそうなものをいくつか抜粋してみました。


              ■親や先生が出来る事


親自身が、自分のミス(間違った靴下を片方履いたり、ミルクをこぼしたり)
 を”大した事ない”という態度で笑って受け止め、子供にその姿勢をみせる
 (子供の”間違い”や”失敗”に対しての意識を変えようと試みる。)


子供の理想が実際の能力を超えている場合でも、子供の気持を”否定”
 せず、”認識”して、別の解決法に導いてあげる。

 例えば、子供がおばあちゃんに手紙を書いているのだけど、鉛筆で字が
 うまく書けずイライラしてる時など、

 「ちゃんときれいに書けてるわよ。」

 と、子供の判断(自分ではうまく書けていないと思ってる)を無視した
 言い方ではなく、

 「おばあちゃんにきれいな字で手紙を書きたくて、それがなかなかうまく
 いかなくて腹がたつのね。パソコンでタイプしてみる? それともお母さん
 が軽く下書きしたのをなぞる?」

 と、子供の気持を認識してあげ、別のオプションを提案したりする。
 

最終的な結果よりも、”何かを作り出している””作業をしている”という
 プロセスを奨励する。

子供が今まで試した事がない新しい事をやらせる。
 ”何か新しい事にチャレンジする”という楽しさを教える
 

ご褒美(リワード)は”結果”が対象でなく、”努力””試み”を対象とする。 
 
 ”出来たからご褒美”ではなく”試したからご褒美”というように。


”達成”(accomplishment)は最終的なものだけではなく、それぞれ
 いくつかの違ったレベルの達成があるという事を教える。

間違いをおかす事やリスクを冒す事も”学習”の一部だという事を教える。


以上、こういったちょっとした心がけや姿勢で、子供が不健全な”完璧主義”
を頭に植え付けてしまうのを防ぐ事ができるかもしれませんね。


ちなみに、以前にもギフテッドの完璧主義に対しての対策、対処法について
とりあげた記事を書いてますので、追加参考としてリンクしておきます。


「OE(過度激動)、完璧主義、ストレスのマネージメントについて」


(今回のと情報がかなりダブってますが、こうして改めて読んでみると結構
 忘れかけていたアイデアがリフレッシュされて自分自身のいい復習になり
ますねぇ。)




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by mathgifted | 2013-05-01 08:20 | Gifted/2E

驚異的なパフォーマンス!

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ブルガリアの当時13歳の女の子によるパフォーマンスだそうです。

この” gifted gymnast”の人間離れした動きに、ただただ
”Amazing!" と、驚異の念を抱かずにはいられません!005.gif



本当に素晴らしいですね。



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by mathgifted | 2013-05-01 01:29 | Gifted/2E

OE(過度激動)についてのリサーチ

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「How the Gifted Brain Learns」という本の中の、"ギフテッドの特徴"
という項目で、Research Studies on Overexcitabilitiesと言う、OE
(過度激動)
に関しての数々のリサーチ結果がまとめて書かれた部分があり、
なかなか興味深いと思ったので、ここで皆さんともシェアしたいと思います。

              
              「How the Gifted Brain Learns」

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尚、以下の情報は、この本のチャプター1が丸ごと読めるPDFのページから
得ました。

(この文献にはその他にも、ギフテッドに関した知識や情報などが満載
されていて、とても勉強になりますので、英語ですが是非読んで欲しいです。)


「CHAPTER 1 What Is a Gifted Brain?」


このチャプターの中の「CHARACTERISTICS OF GIFTEDNESS 」
”Are the Gifted More Excitable?”と言う部分で、OEについて過去20年間
に渡って行われて来た数々の調査研究の結果がまとめられていました。

           
          
           ■Research Studies on Overexcitabilities
                (OEについての調査研究)


およそ500名の小学生と中学生を対象にした最近の研究によると、一般の
 生徒よりもギフテッドの生徒の間に、遥かに多くOEの特徴が見られた。


又、その中では、中学生よりも小学生の方が強い傾向がみられた。


全てのギフテッドの女子が、知性OEを除く全てのOEの分野において、
 男子よりも強い傾向を示した。



こちらの、「Comparing overexcitabilities of gifted and non-gifted
10th grade students in Turkey」
と言う、700人以上の高校生を対象に
したトルコの研究によりますと、

 
全体的なOEの分野を見てみると、高知能の生徒の方が低知能の生徒と較べ、
 OEのスコアが高かったが、想像性OE知性OEの分野においてのみ、
 ”統計的に有意義”な数値の違いが見られた。
(要するにこれらの分野が特に著しく強かったという事ですね。)


モチベーションの低い生徒と較べ、モチベーションの高い生徒は、想像性OE
 と知性OEの分野で高い数値が見られた。
 

リーダー格タイプとそうでない生徒(担任の評価)を比較すると、リーダー
 格タイプの生徒が、これ又想像性OE知性OEの分野で著しく高い数値を
 示した。


クリエイティブな生徒はそうでない生徒と比べ、精神運動性OE、知覚性OE
 想像性OE、知性OE、感情性OE
の全ての分野で高い数値を示した。


この研究結果では、各OEの分野において男女間の違いが見られなかった。
 

一方、ある別の調査によりますと、(Piechowski & Cunningham, 1985;
Ammirato, 1987; Miller et al., 1994; Ackerman, 1997a) 女性感情
性OE
の数値が高く、男性精神運動性OEの数値が高いという結果もある
ようです。



これらの結果を見てますと、基本的には知的ギフテッドは特に想像性OE知性
OE
の分野が特に強烈のようですが、クリエイティブなギフテッドは、全ての
分野においてのOEが強いようですね。


やはり全ての分野のOEが強烈であると言う事は、それだけあらゆる面において
刺激に敏感で感じやすく、感受性が強い事から、それがクリエイティブである
事の源になっているのかもしれませんね。


尚、これらの研究では、OEを評価するツールとして、Overexcitability
Questionnaire (OEQ)
と言う、アンケート式のアセスメントが使われた
ようです。


こう言った、OEの特徴を評価するツールがあったんですね。


現在、アメリカではギフテッドプログラムの審査基準として、まだまだIQや
学力テスト、成績などといった”知的能力”の分野に重点をおいた選別方法が
結構メインになっているのではないか?と思うのですが、中にはこういった
アカデミックな分野では”数値となって表れ難い”ギフトも存在する事から、
(特にクリエイティブなタイプ)そういった層がギフテッド教育のふるいの目
からもれないようにする為にも、この、OEQのようなギフテッドの”クォリティ”
(本質)の部分を評価するツールが活用されるべきではないかと思います。



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by mathgifted | 2013-04-22 07:35 | Gifted/2E

フランスのギフテッドの子供達

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いつも私のブログを読んで下さっている読者の方から教えてもらった情報です。


フランスギフテッドの子達、(フランスではSurdoué(知能指数が高い)
とか、L’ENFANT INTELLECTUELLEMENT PRECOCE (E.I.P)
”知的に早熟した子供”とか呼ばれているみたいですが)について書かれた
記事のようです。


「フランスの知能指数IQが高い子供達の現実」


私もヨーロッパのギフテッド状況についてはあまりよく知らなかったので、
とても興味深く読ませて頂きました。

日本の現状についても書かれています。


読者のYさん、情報どうもありがとうございました!  040.gif



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by mathgifted | 2013-04-19 06:06 | Gifted/2E

ギフテッドである事の代償

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一般に「ギフテッド」という言葉を聞くと、先天的に高い知能や能力に恵まれ、
まさに”神からの恩恵を受けた者達”と言ったポジティヴな印象が強いかも
しれません。

でも、その平均よりも優れた能力の裏側には、神経学的な代償が存在する事
も確かなようであります。


こちらのExploring Giftednessという文献の、Problems Accompanying
Giftedness
と言う部分によりますと、


"The owner of intellectual gifted brain has a significant number of
accompanying problems,"



とあり、ギフテッドの脳は一般のそれとは神経学的に異なる為、それに伴う
"physiological / psychological price"(身体的/心理的代償)として、
これらの個人の間には、様々な問題も見られるようであります。


OE (Overexcitabilities 過度激動)ももちろんその一部ではありますが、
それに関しては、すでにかなりの認識も広がって行っていると思いますので
あえてここではとりあげませんが、上記の文献の中には、今回自分が今まで
聞いた事がなかった情報なども目にし、とても興味深いと思ったので、ここ
で簡単にポイントだけあげてみたいと思います。


(尚、この文献の最初の方では、男性ホルモンのテストステロンとギフテッド
の関係や、(テストステロンが胎児期の脳に及ぼす影響等)右脳とギフテッド
の関係などについて書かれた部分があり、とても興味深いので、英語の得意
な方は是非読んでみて下さい!)
         

           Problems Accompanying Giftedness


■ ギフテッドと自己免疫疾患

  胎児期のある一定の重要な期間(臨界期)で高いレベルのテストステロン
  に曝される事は、右脳の発達、そして高い知的能力に繋がるだけでなく、
  胸腺(thymus gland)に何らかの悪影響を及ぼし、これがアレルギー
  自己免疫反応などの免疫障害のリスクを高くする事もある。

 
 (なるほど。ギフテッドの間にはアレルギー体質が多いと言うのは以前から
  よく聞いた事がありましたが、(実はあーちゃんもパパもそう)ちゃんと
  こういった医学的な根拠は今回初めて聞きました。)


■ ギフテッドと近視の関連性
  
  近年の研究結果によると、およそ10,000人のギフテッドを検査したところ
  ギフテッドと近視の間に関連性を見つけたようです。

 (いや〜、でもこれ、勉強良くする子とかだと近視になりやすい感じが
  しますが、でも医学的には目を酷使する事と、近視の発生とはあまり
  つながりがないのかもしれませんが...)


■ ギフテッドの人は鬱病に苦しみやすい

  EEG検査によると、鬱の人の脳というのは右脳の前頭部が常に活発で、左脳
  の機能の関与が低下しているらしく、ギフテッドの人達もこのパターンが
  みられるようです。

  ただ、男性が鬱の状態の場合は”対処の戦略”として、右脳の前頭部が活発
  になるみたいですが、女性の場合は左脳の前頭部が活発になるみたいです。

  原文では、

  "Moreover, gifted people are also frequently suffered from
  depression or depressive episodes. This is in agreement with
  findings which showed the increased involvement exactly of the
  right frontal area in ongoing activity and decreased involvement
  of the left in depressive subjects."  

 
  とあるんですが、でもこの文章だけでは原因がきちんと書かれてなくて、
  ギフテッドの人の脳が鬱の状態と同じパターンを見せているからと言って、
  ギフテッドが鬱になりやすいって考え方はもうひとつ不充分なような気が...
  これらの鬱は、OEから来ている部分も多いのではないかと思います。
  もしかしたら、神経伝達物質的な傾向もあるのかもしれませんが。)


■ ギフテッドの人達は人間関係に困難を感じる事も

  クリエイティブなギフテッドの人達は一般人よりも、Psychoticism
  (サイコティシズムー精神病質傾向)が強く、身体的なストレスや
  自己志向の完璧主義、理不尽な信条などと言った、ネガティヴな情緒
  を示す場合もある。 こういうタイプの人は健全な人間関係を持つの
  も困難であるというのももうなずけます。


■ ギフテッドの中には統合失調症や癲癇を持つ人が結構みられる。

  (特に左利きの人の中に、統合失調症や癲癇がよく見られるそうです)


以下、簡単にギフテッドである事の”神経学的、身体的代償”を簡単に
とりあげてみましたが、こうしてみると、やはり物事はなんにおいても
"trade-off"(釣り合い)というものがあるものなんですねぇ。


これらのギフテッドの”ダークサイド”を認識して、子供の(そして
当事者の方は自らの)心身ともどもの健康衛生に気をつけてあげたいですね。



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by mathgifted | 2013-04-18 11:37 | Gifted/2E

ギフテッドの特徴を描写した引用句

先日届いたギフテッド関連の本の一つの「Educating Gifed Students
in Middle School」という本を読んでいると、 あの「大地」でお馴染みの
Pearl S. BuckによるギフテッドのOE(又はギフテッドのクリエイティブ
ニーズ
)についての引用句が載ってました。


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ネットで短縮されていないバージョンを発見。

“The truly creative mind in any field is no more than this:
A human creature born abnormally, inhumanly sensitive.
To him...
a touch is a blow,
a sound is a noise,
a misfortune is a tragedy,
a joy is an ecstasy,
a friend is a lover,
a lover is a god,
and failure is death.
Add to this cruelly delicate organism the overpowering
necessity to create, create, create -- so that without the
creating of music or poetry or books or buildings or something
of meaning, his very breath is cut off from him. He must create,
must pour out creation. By some strange, unknown, inward
urgency he is not really alive unless he is creating.”

― Pearl S. Buck


(読者のあまのさんが、ご親切にも和訳をしてくださいましたので、
 以下そちらの方を追加しておきます。)


”どの領域であれ、真に創造的な魂とは、ヒトという創造物として、
非凡に、残酷なまでに、繊細に生まれついているという以上のこと
ではない。
この者にとって……
ちょっと触れることは叩かれるのに等しく、
ささいな雑音はかしましい騒めきに等しく、
不運とは悲劇であり、
楽しみは喜悦となり、
友情が恋慕となれば、
恋人は神となる、
そして失敗は死を示す。
さらに、この酷なまでに感じやすい生体には、作り、造り、創ることへの
強烈な必然性が加えられている――音楽であれ、詩であれ、著作であれ、
建造物であれ、また何かそのようなものであれ、制作するということなし
には、息の根を止められたようなものなのだ。彼は作らねばならない、
創作を吐き出さねばならない。いくらかの奇妙な、知られていない、内面の
緊張によって、彼は作ることなしには真に生きているとは言えないのである。"



これを読んで、ギフテッドの特徴であるOEや、常に何かを創作したいという
衝動に駆られる”クリエイティブニーズ”の部分がよく描写されている文章
だなと思いました。


私は日本語のセンスとか全くないのであえて訳しませんが、(日本語の訳が
見つけられない 汗)ごくシンプルな単語を使っているのだけど、その描写が
とても鮮明で、かつパワフルで、ギフテッドの特徴を言葉少なに、効果的に
表現した、とてもインパクトの強い言葉だな〜と思いました。


この引用句、是非教育者達にも読んでもらいたいです。


これを読めば先生達も、ギフテッドの子達の示す”取り扱い難い部分”が、実は
ギフテッドならではの”本質的な部分に由来する態度や行動”であるという事が、
少しは理解できるのではないかと思います。


(わざと反抗的な態度をとっているわけではないんだと言う事!)


そして、ギフテッドのクリエイティブニーズを満たしてあげる事が、
どれほど
こういった子達にとって重要な事かも理解してもらえそうですね。


ちなみにこの引用句を読んだあーちゃんは、


「これ、僕がいつも感じている事だよ! 特に”failure is death”の部分!
AR(読解のテスト)に落ちた時なんか、まさに奈落の底に突き落とされた
ような、この世の終わりという感じがして、他の子達が不合格だったのに、
”別に大した事ない”という態度なのが不思議でしょうがないよ〜」


って言ってました。(笑)


ちょっとしたタッチが打撃に感じてしまったり、ちょっとした不運は
悲劇となり、失敗がと感じてしまうギフテッドの感性。


でもその分、喜びがエクスタシーとなったり、友人が恋人
なったり、とポジティヴな感覚も更に強烈に感じ、ギフテッドの人達はこの世
の中をまるでとてもパワフルな電子顕微鏡で見ている(体験している)
ような感じなんでしょうね、きっと。



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by mathgifted | 2013-04-16 09:58 | Gifted/2E


数学が得意な15歳の2E kid(ASD&ギフテッド) あーちゃんの毎日を綴っています。ネバダの山奥で熱愛する数学を修行中!将来は大学の数学教授になるのが夢。13歳から本格的に地元の大学で数学のコースを受講し始めました。 目指すはMIT or Caltech! 


by あーちゃんママ

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