カテゴリ:Gifted( 86 )

IQに関しての興味深い記事

こちらは週一度送られて来るデイビソンからのニュースフィードの中で
見つけた記事ですが、とても興味深いと思ったのでリンクして
おきます。




この記事の中で報告されていた研究のまとめがこちらです。


IQ development shifts from nurture (environment)
    influences to nurture (genetic) influences as children
    move into adulthood, approximately from age 12 to 16.


A thicker cortical region, which is associated with 
    higher IQs, also appears to be associated with greater
    susceptibility to environmental inputs.  The time 
    span during which environment plays a dominant role 
    on IQ development is longer for children with higher 
    IQs.  "We found that the period of childlike levels of 
    environmental influence was prolonged in higher-IQ
    individuals, wheres lower-IQs individuals shifted earlier
    to an adultlike pattern.


Gender does not play a role in the length of time children
    are able to absorb environmental inputs, and genotype-
    environment interactions were also ruled out.


Assortative mating--the tendency of parents to resemble
    each other cognitively--was not shown to have a significant
    influence on the family environment and thus its role in
    children's IQ development.  In fact, higher-IQ parents 
    were shown to have less assortative mating.

  
ちょっと今日はバタバタしていますので日本語訳ができませんが、
なかなか興味深い内容の記事ですので、とりあえずリンクして
おきました。


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by mathgifted | 2013-12-26 07:02 | Gifted

ギフテッドの子育てヒント:感情性OE③

SENG (Supporting Emotional Needs of the Gifted)
サイトからの記事、


より。


以前の記事、「ギフテッドの子育てヒント:感情性OE」で出て来た情報
とダブルところもありますが、お復習いにもなるという事で、とりあえず
リンク先のオリジナルの記事をそのまま訳しておきました。

以下、前回の続きです。



多くの人が強烈な感情がギフテッドである事の一部であるという事に
気がついてなく、その事に対してはほとんど注意が払われていない。
歴史的には強烈な感情の表現は、豊かな内面の世界をもつ人生の証拠と
いうよりも、精神面での不安定さの表れだと見られて来た。


伝統的な西洋の見方としては、感情と知性は別々の、相反するものと
して見られているが、実のところは感情と知性の間には切り離す事が
できない繋がりが存在し、これらは結合し、ギフテッドの個人に偉大
な影響を与えるのである。


人生の喜びのもととなり、学ぶ事への情熱や才能分野の表現の原動力、
達成へのモチベーションとなるのが「感情の強烈さ」なのである。


人よりも全てにおいてより深く感じる事は時には苦痛であり、恐怖を
感じる事もある。 感情が激しいギフテッドの人達は常に自分が異常
だと感じる傾向にある。”私はどこかおかしいに違いない。もしかする
と気が狂っているのかも。 誰もこんなふうに感じている様子はない
みたいだし。” など。彼らはよく強烈な内面の葛藤や衝突、自己批判、
不安感や劣等感を感じたりする。



医学関係ではこういった彼らの葛藤を”病的な症状”と見なし、彼らに
神経質だというラベルを貼ったりする。 しかしこれらはギフテッド
の本質的な一部であり、彼らの個人の成長や達成に大いなる動因を
もたらすものである。



ギフテッドの子供達に、世の中で起こっている事に対する彼らの強化
された敏感さは、彼ら(ギフテッド)にとってはごく当たり前の反応
なのだという事を教えてあげるのが非常に重要である。これらが明確
に伝わってないと、彼らは彼らの強烈な体験を、自分が異常がある事
の証拠だと思ってしまうかもしれない。



他の子供達はギフテッドの子達が些細に見える事に対して強く反応を
しているのを見て、彼らをばかにしたりからかったりするかもしれない。
その結果、ギフテッドの子達の”自分は変っている”という感覚がさら
に強化される事になるかもしれない。 また、社会の不正や偽善など
に対して敏感に反応してしまうため、多くの感情的に激しい子供達が
かなり幼い頃から絶望感を感じたり、皮肉的になってしまう恐れがある。



感情的に激しい子を育てていく上で最も大切な事は、彼らの感情を受け
入れてあげると言う事である。 彼らが”自分は理解され、支援されてい
ると”感じる事が必要である。 自己認識、自己容認の念を発達する為に
彼らの知能を利用する事を教えてあげなさい。



適切な指導やしつけは、子供の自己訓練や感情面での能力の自信の発展
につながる安心感を発達させるので、親はこれらを実行する必要がある。
適切なしつけと言うのは、家族にとって重要な価値やルール、行動などの
一貫した適用である。子供にルール(を従う事)の利を説明し、行動の
結果(自分がとる行動がもたらす結果に責任をとらさせる事)を通して
それらを強化する。



感情を自由にオープンに話し合う。いい感情も不快な感情のどちらも。
話し合いを始めるきっかけとして、”感情温度計”を使うのが役立つかも
しれない。例えば、”1-10までのスケールで、今日はどんな気持?”と
いったふうに。 子供のアイデアや意見、気持をゆっくり時間をかけて
聞いてあげよう。偏った判断をせず、途中で邪魔をしたり、道徳的な説教
をしたり、別の事に気を引いたり、アドバイスをしたりしないこと。


(あぁ〜、前回出て来た”感情語彙を増やす”というアドバイス、こう
いう場合で微妙な感情のグラデーションを表現するのに役立ちますね。)


彼らの敏感さ、強烈さ、そして情熱を評価してあげる事。 自分自身が
彼らの痛みを見るのが不快だからと言って、子供の感情を最小限に抑え
ようとしないこと。 ”センシティブ過ぎる”とか”気を取り直して!”
”元気を出しなさい!”とか、”大丈夫!”などと言ってもあまりヘルプに
はならない。



子供が怖がっていたり不安な時は安心させてあげ、強烈な感情を物語や
詩、芸術作品、音楽、ジャーナルそしてフィジカルな活動などを通して
表現する方法を見つける手助けをしてあげよう。 彼らの身体的な能力
が知的能力にマッチしない事で苛立つかもしれないという事を理解して
あげ、これらの感情を対処するのを手伝ってあげる。 結果だけでなく、
努力の過程に報酬を与えること。 短所にいつまでもこだわるのでは
なく、長所を強調する。



センシティヴであると言うのは弱点ではないという事に気がつくべきだ。
子供に年相応の責任を与え、世間や彼ら自身の犯した行動の不始末などに
対して過度に庇護しない事。彼らはまず”子供”であり、そして”ギフテッド”
であるという事を忘れてはならない。 ”小さな大人”を期待しない事。
遊びや娯楽の活動はしっかりとした感情の発達に不可欠である。



最後に、予防対策としての専門家のカウンセリングを探すのもよいだろう。
健全な心の発達を支援する事と社会的、感情的問題を予防する事のどちら
もとても重要である。 感情の激しいギフテッドの子達に彼らの内面の
世界の経験を受け入れ、それを彼らの長所として大切にする事を教える
支援をしてあげる。 その為には、私達親が子供にとってポジティヴな
お手本となるように、私達自身も自らの経験や感情を尊重し、受け入れ
るべきである。



合理的、理論的な思考を重んじ、感情を理性の反対と見る社会では、感情
の価値について語る事は決して容易い事ではないかもしれない。だが、
もし親や教育者が子供の感情の激しさに気づき、それらを子供に”長所”と
して前向きに示してあげる事ができれば、子供達はこのギフトを理解し、
大切にして行く事を学ぶだろう。このようにして、感情の激しい子供達は
この世で自らのユニークな自身を表現する権限が与えられ、彼らのギフト
やタレントを自信と喜びとともに活用して行くのである。

オリジナルの記事からは以上です。


個人的にもとても参考になる記事でした。

少しでも皆さんの参考になればいいのですが。


(ちなみに、うちでは家族間で感情の衝突が激しくなった時など、皆で
ちょっとドライブして自然に触れに出かけたりしています。こうやって
気分転換したりするのもちょっとした対処法ですね。)


夕暮れ時のタホ湖。 やっぱり自然に包まれると気持も落ち着きます。

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by mathgifted | 2013-12-18 08:32 | Gifted

ギフテッドの子育てヒント:感情性OE②

前回の記事に引き続き、又もや感情的にインテンスな個人についてとても
参考になるSENGの記事を見つけましたので、こちらの方もリンク
しておきます。



いつものように以下、ざっと訳しておきます。



ギフテッドであるという事は、知的な面だけでなく感情面での構成要素
も含み、知的面での複雑さと感情面での深さとは切っても切れないもの
である。ギフテッドの子の思考が他の子のと比べてより複雑でより深い
のと同じように、彼らの感情もまたより複雑でより強烈だと言える。


その複雑さは、彼らが体験する幅広い範囲の感情で見る事ができ、その
強烈さは、親や教育者達にとってはもうお馴染みである、何事において
”極限までの徹底ぶり”で明白に見る事ができる。



ギフテッドの子の”感情の強烈さ”というのは、他の人よりももっと感じ
ているといったものではなく、世界を人とは違った感覚や方法で体験し
ている事である。(より鮮明に、夢中でのめり込み、浸透しながら、
包括的に、複雑に、堂々と、スリル感に震えるように生きている事を
感じるかのような強烈な感じ方。)


(度合い的なものだけではなく、質的なものとでもいいましょうか。)



「感情の強烈さ」というのは様々な違った形で表われる。


■感情の強烈さ

 ポジティブな気持、ネガティヴな気持、ポジティヴとネガティヴが
 入り混ざった気持、極端な感情、短期間のうちにある感情から別の
 感情に素早く移り変わるような複雑な感情、他人の気持への共感、
 同時に泣いたり笑ったりなど。


■身体的症状

 身体は感情を反映するもので、感じている事が、胃の緊張、心臓の
 沈み、紅潮、頭痛、吐き気などの身体的症状となって表れる。
 

■感情の抑制

 臆病な気持、恥ずかしさ
 

■強い感情記憶

 感情が激しい子はある出来事に関連する感情を憶えていて、しばらく
 経った後でもその瞬間を再び体験したり、感じたりする傾向にある。
 
(これはあーちゃんによく見られる事で、私達があーちゃんに対して
 言った事やした事など、特にネガティヴな感情を連想する出来事を
 鮮明に憶えたりしているので、私自身あーちゃんに対しての言動に
 特に気をつけています。汗)


■恐怖感や不安感、罪悪感、自己コントロールの喪失感

 (恐怖感や不安感が強いのも感情性OEの一部なんですねぇ。)


■死に対する不安、落ち込んだ気持


■他人に対する感情的な愛着、共感、労り、心配する気持、人間関係
 においての敏感さ、動物への愛着、新しい環境への順応の困難、
 孤独、人間関係の深さの度合いについての他人との葛藤、衝突。


(これはパパとあーちゃんを見ていても思うのですが、友情関係など
 においても、自分が思っているほど相手はその関係について思い入れ
 がなく、お互いの関係の親密度に意識の違いを感じたりした時など、
 ギフテッドの個人はとてつもない失望感や裏切られたという気持も
 強く感じてしまうような感じがします。自分も相手に対して精神的な
 エネルギーを注ぎ込むゆえ、相手に対しても同じような”見返り”を
 期待する傾向がある感じで、その期待が外れると精神的にネガティブ
 な感情を引き起こしやすくなるのではないかと思います。親としては
 子供のこういう精神状態に注意を払ってあげるべきだなぁと思います。)
 


■自己評価や自己判断に対して批判的。無能感、劣等感。
 


(感情的に強烈というのは”感情を強く感じると”いうだでなく、物事や
出来事を違った感覚で体験している(反応している)という事で、こう
いった一見、ネガティヴにも見えるあらゆる精神的&身体的症状や特徴
も、ギフテッドの感情性OEの現れであるという事を認識する事ができれ
ば、親や教育者も子供に対しての見方も変わり、彼らをいい方向へ導いて
行ってあげる為の対処や支援をしてあげられるのではないかと思います。)



尚、長くなりますので一旦ここで一区切りして、このオリジナルの記事
の日本語訳は次回に続きます。



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by mathgifted | 2013-12-17 04:43 | Gifted

ギフテッドの子育てヒント:感情性OE

又もやお馴染み、SENG (Supporting Emotional Needs of the 
Gifted)サイトで、”emotionally intense”(あらゆる刺激に対して
感情的に強い反応示す)子供の育児に役立ちそうな記事を見つけたので、
ここで又皆さんシェアしたいと思います。



私も個人的に日々経験している事ですが、感情的にインテンス(激しい、
強烈)な子供やパートナーとの生活というのは、毎日の暮らしの中で、
時には彼らの強烈な感情(ポジティヴ、ネガティヴどちらも)に、こちら
の方も肉体的にも精神的にもあれこれ振り回されて圧倒されてしまい、
決して容易な事ではありませんよね。


感情的にインテンスは個人というのは、よく周りから”過剰に反応し過ぎる”
非難される傾向にあり、又彼らの他人に対しての思いやりや気配り、人間
関係対するフォーカス、そして彼らが抱く強烈な感情、そしてそれらに
由来する言動時にはまわりから、”干渉し過ぎる”だの”おせっかいだ”、又
”権威的””支配的”と言った印象を持たれる場合もあったりすると思います。


こういったネガティヴな印象は、彼らの日々の生活、特に対人関係などに
おいも彼らにとって不利には動く場合もあり、(パパとの生活で、個人的
にも大いに経験済み。汗)感情的にインテンスな人は世間の風当たりも強い
と思います。



この記事によりますと、このような感情性OEの強い者同士が生活を共にして
いる場合、大抵はお互いが相互の気持を理解し、相手の事を思いやれるとの
事ですが、たまにこれらのインテンスな者達が同時に”インテンス”な状態に
なってしまう場合など、衝突しがちになる事もあるとの事なので、やはり
こういった感情性OEの強烈な子供達(そして大人も)に、あらゆる状況に
おいての対処法や感情性OEの特徴を上手く利用する手段やテクニックなど
教えるが大切ではないかと思います。


(個人がどう感じるか、刺激にいかに反応するかという部分は脳の体質なの
でなかなか変え難いと思うのですが、自らの強い感情をどう受けとめ、どの
ように対処していくかはある程度自らがコントロールできる事だと思います。)



■感情の強烈さを認識、対処、そして大切にしうまく活用する戦略


感情的にインテンスである事のポジティヴな面や結果などを共に話し合う。
(例)他人に対して敏感、思いやりがある、忠実である、情熱があるなど。
  

多様性や個人の違いを大事にし賛美する。


これらの特徴が、個人が世界を見る目にどう影響するかを考えてみる。
 (万華鏡のレンズを通して見ていると想像したり。)


個人をあるがまま受け入れる。
 (彼らの”奇妙”な感情の表現や非一般的な物事の見方ややり方なども含む。)


彼らが自分自身の感情を対処するのを支援する為、親も”聞くスキル”
 (話しにフォーカスし、相手の話(考えや気持、経験など)を理解する
 スキル)や”反応スキル”(相手の立場や見地を理解した事を伝えたり、
 その他のフィードバックを示すスキル)を学ぶ。



子供の感情ボキャブラリーを増やす。
 (継続的な感情語彙を含む)

 ちなみに例として、こちらが”ハッピー”の断続的語彙です。

 content  ーpleased  ーhappy ーjoyful  ーecstatic ーblissful

(語彙を増やす事により、自分の気持を言語化しやすくすると言う事か?)



彼らの気持の準備が出来た時、言葉や動作、芸術、ジャーナル、音楽
 など、様々な手段を通して自分の気持を他人とシェアする事を教える。


(*これって本当に大切なスキルだと思います。あーちゃんの場合は小説を
 書いて、自分が強く感じる事や思いなどを吐き出してました。 そして
 ただ今、パパも子供を対象とした小説に挑戦中のようです。こういった
 インテンスな感情をクリエイティヴな活動を通して表現したり伝えたり
 する事で、ネガティブな感情はポジティブなエネルギーに変換されたり、
 ポジティブなものは更に昇華された形となって、新たなエネルギーを生み
 だしていくような感じがします。)
 


他人の感情、またはそれらが欠けているように見えたにしても、それら
 を尊重する事を教える。

(例え相手の感情が不可解に思えてたり理解出来なかったにしても、”そん
 風に感じるのは間違っている”と否定したり、訂正したりするのではなく、
 相手が感じている事を認識してあげ、尊重する事が大切だと思います。そう
 する事によって他人に対して寛容的にもなり、フラストレーションやモヤ
 モヤした思いも減少するのではないかと思います。)



自らの失敗をいつまでもくよくよ考えるのではなく、自己の反応や行動
 を変える方法を見つける事を教える。

 (resilience-レジリエンス(弾性、回復力)はとっても重要な要素ですね。
  麦っ子精神(はだしのゲンより)を培って欲しいです。)



強烈な感情を分ちあう。落ち込みや鬱もOK。

(絶望感を強く感じると自殺などを考えてしまう事もあるので、特にこう
 いった強烈な感情は身近な者達に吐き出しだして欲しいです。子供が
 そういった胸の内を吐き出しやすい雰囲気を作り出す事が大切ですね。)
 


身体的や精神的な反応を予期し、それらに対して対処できるように準備
 する事を教える。


変化が起ころうとしている時、人や場所、物などに対する愛着について
 考える。


彼らの強烈な感情が、いかに他人に不利な影響を与えるかもしれないと
 言う事を理解させる。

(パースペクティブ・テイキングのスキルを教えるいい機会にもなるのでは?)



強烈な感情をジャーナルを書いて表現する事を奨める。

(ジャーナルに限らず、詩を書いたり、作曲したり、映画の脚本を書いたり、
 絵やその他のアートで表現したりと、「感情の表現」の仕方は色々あると
 思います。 個人があれこれ試しながら、自分に効果的だと思う表現法を
 探って行く事も「自己発見」のプロセスの一部だと思うので、それらも
 大いに楽しむべきですね。)
 
 

感情のエネルギーを発散する為、身体的なはけ口(運動、ダンスなど)
 を見つける。

(うちのパパの場合、メインのはけ口が”身体を動かす活動”です。
 ボクシングやジョギング、筋トレなどで心のモヤモヤ、いがいが、
 フラストレーション、ナーバスなエネルギーなどを発散している
 ようです。あーちゃんの場合は身体的な活動はそれほど効果がない
 みたいで、どちらかと言えば数学の問題やパズルを解いたり作成
 したり、物語を書いたりなど知的・精神的な活動を好むようです。)



以上。


刺激に対する反応(激しい感情)はなかなかコントロールし難いかも知れ
ませんが、でもその激しい感情をどう処理するか、どう対処するかは自ら
の意識やコーピングスキルである程度うまくマネージする事ができるので
はないかと思うので、こういうスキルを身につけるサポートをしてあげたい
ですね。


 
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by mathgifted | 2013-12-11 03:16 | Gifted

ギフテッドの生徒にも学習習慣が必要

小学校や中学校の間は、(時には高校でも)多くのギフテッドの子達が学業
おいて、とりたてて必死に勉強をしなくても、さほど苦労する事もなく、
素晴らしい結果や優秀な成績を出す事もよく見られます。


ギフテッドの子達は学習の習得が効率的で、色々な事が簡単に出来てしまうの
で、一般と比べてそれほど努力を必要としないのでしょう。


でも、しっかりとした学習習慣がないままの状態で、大学などの高等教育で
同じような事を期待していると、親も子供もその時になって(しまった!
遅かりし!)って事にもなりかねません。


という記事に、ギフテッドの生徒も大学に入る前に(私個人の意見としては
中学に上がる前にと思ってますが)しっかりした学習習慣を身につける事の
大切さが書かれています。

とても参考になるアイデアが載ってますので、チェックしてみて下さい。

いつものように英語がお嫌いな方の為に、大体のポイントを簡単に訳して
おきます。

(いつものように、英語の得意な方はそのままリンク先へ飛んでくださいね!)



■勉強する事が必要となるチャレンジを見つける

授業で既にマスターしているコンセプトや情報、又はすぐに学べてしまう事
を繰り返し学習したり、宿題にだされたりするのは子供にとっても苛立ちが
つのるばかりである。子供にとって実際チャレンジを必要とするマテリアル
を学習せる事により、子供に良い学習習慣を植えつけやすくなる。


きちんと行われれば、この経験(子供にチャレンジを与える)は以下の事が
関わってくる為、子供と親両方にとって少し慣れる必要があるだろう。


・新しい概念を理解する上での健全なもがき、苦労

・完璧なスコア以下の結果を得る

・いつもクラスやその他の場で一番頭のいい子ではなくなるかも

・よい結果を出す為に勉強(学習)する


科目別や学年飛び級も時には役立つが、でも基本的には授業内容はその学年の
一般の生徒達を対象としてデザインされているので、ギフテッドの生徒にとっ
は不十分な場合も多い。

(この事は私もあーちゃんの幾度かの飛び級を通して痛感させられました!)

標準のカリキュラムを”早く”進んでやり終えるよりも、ギフテッドの子特有の
”なぜ?”と考察したがる知的好奇心にポイントをあてながら、”より深く”理解
する事を励ます学習形態を見つけてあげる方がよいだろう。



■「しなやかマインドセット」を心がけるように支援する

「しなやかマインドセット」(Growth Mindset)については、こちらの
過去記事を参考にして頂ければわかりやすいと思います。




■子供にあなたをテストさせる

学習を面白くさせ、同時に脳への刺激となる一つの方法として、子供にあなた
をテストさせるという手がある。 子供にテストを作成させ、それをあなたに
受けさせ、その後それを採点させる。

テストを作成する(問題を作り出す)過程では、子供は自分がテストを受ける
ことになる概念を自らの頭の中で強化し、採点の際は、親の解答が正解か、
不正解か、不正解の場合はどうしてそれが間違っているのかの判断をしたり
など、分析の練習となる。 親の方は子供が作ったテストの内容を充分把握
していたにしても、所々にわざと間違った答えを記入し、子供に正解の説明
をもとめるとよい。


このテストを作成するというの、実はあーちゃんも大好きな活動であります。

こちらが指示しなくても、娯楽の一部として色んな教科のテストなど作って
いて、たまにその教科の先生に(無理矢理押し付け提出)したりしています。


ちなみにあーちゃんの長編小説に関しても、すでに読解のテストが作成されて
いて、私は小説を読み終えたらこの読解テストを受けなければならない事に
なってます! (不合格だったら親のメンツ丸つぶれ! 苦笑)


ギフテッドの子達ってクリエイティヴマインドが多いから、こういう創作活動
は喜ぶのではないでしょうか。


と言うわけで、いくら高い知的能力、認知能力をもっていても、やはり学習
スキルや学習習慣、そしてチャレンジに挑む姿勢や精神力が欠けていては、
これから先の高等教育、そしてひいては社会に出た時直面する壁や困難など
を乗り越えて行くのが難しくなると思うので、幼い頃からこういった精神力
を育成したり、学習習慣を身につける支援をしていってあげたいですね。


    Developing good study habits is an essential skill だよ〜!


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by mathgifted | 2013-12-05 09:39 | Gifted

ギフテッドに関するちょっとした情報


アメリカは本日、Thanksgiving Dayです。

アメリカにお住まいの皆さん、Happy Thanksgiving Day!

今日は朝から少しずつ今晩のディナーの準備をしていってますが、その合間に
息抜きとしてこの記事を書いています。 □_ヾ( ̄∀ ̄*) カタカタ


というわけで...


前回の記事でも登場したJames T. Webb, Ph.Dのもう一つの本、
「Misdiagnosis And Dual Diagnoses of Gifted Children And Adults:
ADHD, Bipolar, OCD, Asperger's, Depression, And Other Disorders」に  
ついての記事の中で、ギフテッドに関するちょっとした情報がとりあげられて
いて、なかなか興味深いと思ったのでリンクしておきます。



いつものように、英語の苦手な方の為に、ざっと訳しておきますね。


Dr. Jame Webbによりますと、小児科医や心理士、ソーシャルワーカー達の
ほとんどが、ギフテッドに関しての正式な教育は最低限しか受けておらず、
(1回の授業かそれ以下)その為、ギフテッドの子ども達がその他の障がいや
シンドロームと誤診されるのも不思議な事ではないという事らしく、彼があげた
最も誤診(実はギフテッドであるのに誤って何らかの障がい、又はシンドローム
と診断される)されやすい5つのコンディションというのがこちらだそうです。


①ADHD/ADD

②間欠性爆発障害などの怒りの障がい

③気分障害

④学習障害

⑤観念的/不安障害


又、Dr. Webbはギフテッドの子達の中には実際2つの診断を必要とする場合も
ある(いわゆる2E)という事にも注意を促していて、その場合、ギフテッドで
ある事プラス、よく見られるのが、

・ADHD/ADD
・強迫性障害(20%のギフテッドの子)
・アスペルガー症候群
・アレルギー&喘息
・反応性低血糖(6-8%)
・睡眠障害

との事であります。


そしてとても興味深かったギフテッドに関する5つのポイントとして、


ギフテッドの子供達は、ある分野の能力が別の分野の能力よりも発達していたり
 と、彼らの発達は”非同期的”である場合が多く、この事は2つの問題をもたらす。
 まず第一に、私達は自分の能力の一番低い部分を見る傾向にある為、ギフテッド
 の子供達は彼らの能力を過小評価してしまう。そしてもう一つの問題として、知能
 と比べると、彼らの判断力が遅れているという点があげられる。


ギフテッドの子供達の脳は、活動をしている際特に一般よりも多くのブドウ糖を
 消化する。 約6−8%の子供達が反応性低血糖の状態となり、多くの場合、彼ら
 は単に日中定期的に蛋白質に富んだ(糖ではない)スナックをとればよいのだが、
 双極性障害やADHDと誤診される場合がよくある。 よって、一日のうちに何度
 か子供の機嫌が悪くなる場合、慌てて医者に走る前に、ビーフジャーキーや
 ピーナッツバター、チーズスティックなどを与えるといいだろう。
 (ただ、アレルギーには気をつけるように。)


大抵のギフテッドの子供が個人競技を好む傾向にある。


ギフテッドの子供達(又は成人)の中には、人生の意味に疑問を抱き、実在的
 うつ病を発症する場合もある。 子供がこういった憂鬱な気分に陥ってしまった
 時は、そういう思いをしているのは決してその子だけではないというのを伝えて
 あげる事が重要である。子供を様々な理想主義者達、そして彼らの主張、運動
 などの概念へ結びつけてあげるように導いてあげたり、ティリッヒパスカル
 キェルケゴール、そしてニーチェなどといった哲学者達の本を紹介したりする
 のもいいだろう。実際に子供に触れながら、人とのつながり感を育成してあげる
 ように援助してあげる。
 

ギフテッドの人達にとって、生涯の伴侶やパートナーを見つけるのはなかなか
 簡単な事ではないかもしれない。彼らには同じような興味や関心、価値観、
 風変わりなユーモアのセンスなどを分かち合える知的仲間達に出会える機会が
 必要である。 Dr. Webbによると、ギフテッドの人達は、IQ数値でみると自分
 の数値から+ー約15ポイント内の範囲に属する”許容のゾーン”というものがある
 ようで、(例えばIQ100 の平均的な人が知的仲間として快適なゾーンの範囲は
  85~115 で、 IQ145の人の場合だと130~160など。)人口のわずか3%が
 ギフテッドで、そのうちの半分が同性である事を考えると、異種性の人口の中
 (これは異民族や異文化の集まったアメリカ社会を示しているので、日本の場合
 はちょっと違うかも知れませんが。)で、自分に合ったパートナーを見つけるの
 は難しいだろう。


オリジナルの記事からは以上です。


この最後の”zone of tolerance”(許容のゾーン)については、私もこちらアメリカ
の記事や文献などを読んでいてよく聞いた事がありますが、やはり人生の伴侶で
ある夫婦が精神的にも知的にも”似たような本質やレベル”だと、色んな意味で繋が
りやすく、ある意味、知的仲間である事が夫婦円満の秘訣なのかもしれませんねぇ。


(そう考えると、一応子供の頃やアーミー時代でも知能検査の結果がIQ130以上
であるパパと私がいつも喧嘩しているのは、一般人である私がパパの”許容ゾーン”
を下回っているからではないでしょうか? あははは...)



一般の義務教育機関などにいる間は、なかなか知的仲間を見つけるのも大変かも
しれませんが、(日本の場合)高校、そしてアメリカでは確実に大学などになると、
ある程度似たような知的レベルが集まってくる事から、この時点では比較的”将来の
パートナー”となり得る相手と知り合う機会も増えるのではないかと思います。


以上、ちょっとしたギフテッドに関しての情報でした。

さて、そろそろキッチンに戻らなくては....
 
ε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛


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by mathgifted | 2013-11-29 07:31 | Gifted

ギフテッドの子達から親へのアドバイス


ギフテッドの子達(GTプログラムに所属している子達でしょう)から親への
アドバイスの言葉を集めた記事です。



子供達の大きなプレッシャーを感じさせられます。

親から言ってもらいたい事としてあげられていたこれらの言葉、胸にじ〜ん
とこたえました。007.gif

Q: What do you wish parents would say to GT kids?

“Go ahead, make mistakes.  Fall down, trip up.  Make a mess.  Wallow around 
and see what happens.  Life is supposed to be explored and lived based on your 
terms.  Try something new and see what happens.  Don’t always try to do your 
best – sometimes good enough is good enough.” (Dale, 14)


私もあーちゃんに↑の言葉を言ってあげたいと思います。


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by mathgifted | 2013-11-26 04:21 | Gifted

ギフテッドの脳


私はギフテッドと呼ばれる人達の脳は、一般の人達の脳と形質や構造、機能的
な部分など、”神経生物学的”レベルでなんらかの違いがあり、私達がよく言う、
あらゆる面においての”ギフテッドの特徴”というのは、これらの脳の違いが観察
出来る形となって現れているのだと捉えています。


もちろん、脳の違いだけでなく、こういったギフテッドの特性、特徴などの発達
は、個人と、その個人が身を置くまわりの環境(人間関係も含む)との相互作用
などの要因も大きく影響しているという部分も否定出来ないでしょう。


でも、ギフテッドの人達の一般以上に優れた特定の能力(潜在能力を含む)に
しても、OEにしても、理想主義、完璧主義、強い正義感や道徳などの独特な
精神にしても、元をたどれば彼らの特殊な脳に由来するのではないかと思います。


だから私は個人的には”神経生物的”見地からみた”ギフテッドとは?”といった
部分にもすごく興味があります。


アメリカではこういう分野の研究などもあちこちで行われているようで、この
夏あーちゃんが参加した、スタンフォード大学の精神科学部では、こういった
ある一定の能力に秀でた個人(ギフテッド)の脳の研究などもこれからさかん
に行われるみたいであります。


(この夏に参加した時は「自閉症と算数/数学能力」についての研究でしたが、
研究員の方達は、数学に秀でた人達の脳の研究なども将来予定されているので、
その際、あーちゃんを研究対象者としたいと言ってくれました。)


the Potential for Misdiagnosis」というプレゼンテーションで、ギフテッド
の脳は一般とはどう違うのか?などと言った部分にも少しだけふれていたので、
今回それらをとりあげてみました。


尚、その他の情報もとても興味深く参考になるので是非目を通してみて下さい!

英語ですが、わりとシンプルな文章なのでわかりやすいと思います。


ギフテッドの脳

■神経生物学的に見たギフテッドの脳

・優れた前頭皮質の活動

・大きめで脳溝が浅い頭頂葉

 (オリジナルでは”unfolded"という言葉が使われていたのですが、多分
 これは脳のしわ(溝)がくっきりしていない?という意味ではないか
 と思います。)

・特定の神経細胞の数が多い

・シナプスと樹状突起(神経細胞の一部)が多い

・MRIの研究結果によると、脳のサイズとIQの間に正相関が見られる


■ギフテッドの脳の特徴

・左右相対の特別な形状

・高まった半球間のコミュニケーション

・増強された半球間での情報の強調と統合

・あまりコンパートメント化されていない


こうしてリストされた特徴を見てみると、なにやら専門的な感じがして
イマイチぴんときにくいのですが、上記の観察や結果からすると、まぁ
要するにギフテッドの脳は神経細胞の数も多く、左右の半球間での情報
の伝達や強調、統合などのプロセスがより効果的という事なのだと思い
ます。


こういった形質、構造上の違いから、”The gifted brain has more
connection"となり、機能的な違いが観察出来るのでしょう。

ギフテッドの人達は

・学習や記憶においてもわずかな反復で修得できる

・あらゆる分野の科目やクラスにて、(概念などの)コネクションを
 見いだす事ができる。

拡散的思考(問題解決において、様々な観点を関連付ける為に異なる
 方向へと立ち去り、発想の転換などを含めた多面的なアプローチを探る
 創造的思考)で今まで考えもしなかったような新しいコネクションや
 解決などを生み出す事ができる。


こういった効率の良い脳のコネクションの為、脳内のあらゆる情報に
素早くアクセスし、プロセスできるので、ギフテッドの人達は観察力
や思考力、洞察力に優れ、普段私達が気がつかなかったり、見えない
事でも鮮明に見えたりする為、「考え過ぎ!」とか「深読みし過ぎ!」
など言われたりするのではないかと思います。

でもそういう思考から、画期的で独創的なアイデアや思想などが生まれ
てくるんだろうと思います。


そして後、いくつか興味深いと思ったのが、

これらの脳の違いが意味する身体的な影響の部分に、

・アレルギー
・喘息
・低血糖症 (ギフテッドの脳は新しいマテリアルを学習の際、
       かなりのエネルギーを消費する。)

とあり、私自身の個人的な観察からしても、ギフテッドの人達には
こういった”身体的な特徴”もかなり見たりしているので、とても興味
深いと思ってしまいました。

ギフテッドの人が低血糖の状態に陥るのはよく聞く話で、以前もこの件
に関した記事を書きましたので、参考の為一応リンクしておきます。



まぁ、MRIなどで観察出来る脳の違いなどの情報が、ギフテッドの判別
や診断のツールとして実用化されるとは思ってもいませんが、(あらゆる
要因を考慮しても実用的ではないと思いますし)でも、ギフテッドと呼ば
れる人達の特性、そして行動などが、”脳の特殊性”で説明出来る部分が
ある、という事を知るのは、ギフテッド当事者や彼らを支援する者達に
とってはある意味少しばかり心が救われる部分もあるのではないかと思う
のであります。

あっ、最後にもう一つ。

以前にも紹介させてもらった、The Gifted Teen Survival Guideに載って
いた大脳皮質の厚さと年齢、IQとの関係を示したグラフを見ても、一般
の脳とギフテッドの脳とでは”発達のパターン”も幾分違っているみたいで
すしね。

大脳皮質の厚さ、年齢、IQ(知能)との関連

e0326991_10312194.jpg


こういう情報の数々を見ていると、やはり私としてはギフテッドの人達と
言うのは、私達一般人とは違った知能や才能、感性、そして思考や認知の
パターンを持つ、特殊な人口だと言うのをひしひしと感じさせられます。


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by mathgifted | 2013-11-25 10:48 | Gifted

ギフテッドの理想主義


約1年半のホームスクールの後、丁度6年生の真ん中辺りから現在の学校に通い
始めたあーちゃんですが、その当時は毎日学校に行くのが楽しくて仕方がない
といった感じでした。


そしてその興奮は去年の7年生の前半〜中半くらいまで続いたようでしたが、
その年の終わり頃になると、ハネムーン期が終わったのか(笑)なにやら
ポチポチと授業の退屈さや、クラスメート達の態度や行動について文句を言う
ようになっていました。


授業内容の物足りなさについては、8年生になるとまた学習内容やレベルも
高度になって来るだろうという期待があったみたいですが、実際今学年度が
開始してすでに3ヵ月が経っているというに、未だに自分が期待していた
レベルとはほど遠い内容みたいで、意気消沈気味であります。


まっ、でもごく最近では(11月に入って)例の長編小説を書く事に熱中して
いるせいか、授業中退屈な時は物語の筋書きなどをあれこれ考えたりして気
を紛らしているみたいです。


が、クラスメートの行為に関してはどうやら以前よりもさらに悪化していって
る様子らしく、相変わらず授業中だと言うのにあちこちで無駄な雑談が多か
ったり、先生の指示や指導に従わず、反抗的な態度を示したりする子もいて、
全体的にクラス内がカオス状態な時が多く、もともと正義感が強く、規則が
守られていなかったり、不正が行われていたりするのが耐えられず、理想が
高いあーちゃんにとっては、毎日このような状況の中で時間を過ごさなけれ
ばならない事は、かなりのフラストレーション、ストレスの要因となっている
ようであります。


あーちゃんの頭の中には、学校という場所において、自分なりの「理想の
あり方」というのが存在するらしく、自分の抱く理想とは大違いの現実の
あり様に、自分が何も出来ない事に対してのもどかしさと怒りを覚え、最近
ではそれらは生徒達だけでなく、彼らをコントロールできない教師達、又
更にそれらの教師に対して何の対処もしていない学校やそのシステムに対し
幻滅をしている様子でもあります。


尚、この”状態”は、あーちゃんから聞いただけで、実際私が教室に行って
確かめたわけではないので、この表現がどこまで正確なのかはわかりません。

私が思うところでは、多分実際の状況は、あーちゃんが”感じる”ほどひどく
はないのではないかと思います。


他の子達にとってはそれほど気にならない事でもすごく気になってしまう
あーちゃんですので、(OEの為)ごく一般的なクラス内のちょっとしたざわ
つきも、あーちゃんにとっては”カオス状態”と感じてしまうのかもしれません。


そして何事においてもかなり高い理想の持ち主である為、「〇〇とはこう
あるべきだ!」という断固とした見方があり、毎日その「理想」と「現実」
のギャップを目の当たりにしなくてはならない状況に、精神的にも疲れて
きているんでしょう。


私もこれについては本当にどう対処してよいものやらと頭を悩ませています。


ギフテッドの子供達は物事において、あらゆる可能性を想定したり見いだし
たりする事ができるので、理想主義者である事が多く、その一方、同時に
現実の世界では自分が抱く”こうであるべき”という理想が満たされていない
というのも嫌というほど経験する事になります。


これらの子達は物事に対して敏感であり、何事も強烈に反応してしまう為、
「理想」が満たされていない場合、絶望感や苛立ちを鋭く感じてしまう傾向
にあり、それらが最終的には「うつの状態」を引き起こす事も決して少なく
ないんですよね。


だからこういう面に関しては、私もあーちゃんの理想を簡単に否定したり、
その苛立ちや幻滅感を軽くあしらったりするべきではないと言うのも充分
心得てはいるのですが、さて、どのように対処すべきかと考察中であります。


クラス内での雑談に関しては、あーちゃんはすでに先生に何度も何とか対処
するようにとクレームをつけているので、先生達も注意をしているようなの
ですが。



"When intensity and sensitivity are combined with idealism, as so 
often happens with bright children and adults, good things can
happen because they can keenly see how things might be.  But
this can also lead to frustration, disillusionment, and unhappiness.
Sometimes this prompt perfectionism; other times it results in
existential depression.  Through our relationships, we must provide
understanding and nurturance so that they do not feel alone and
helpless in a world that seems so paradoxical, arbitrary, and even
absurd.  We can help nurture their idealism, and indeed we must
if the world is to become a better place.


と、ギフテッド、特に2E関係に精通しているJames T. Webb, Ph.D の言葉
にもありますように、ギフテッドの子達のこういった特徴について、親として
はそれらを理解し、育成していってあげるべきですね。


不条理で曖昧で、時には馬鹿げたように思えるこの世の中がよりよい場所と
なる為にも、彼らが彼らの「理想」を実現できるよう励まし、そして支えて
いってあげたいものですね。


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by mathgifted | 2013-11-21 08:32 | Gifted

うちの子やっぱりIQ高いです

この「The Gifted Teen Survival Guide」というギフテッドのティーン対象
にした本、元々はあーちゃんに読ませようと購入し、私自身はまだじっくり読む
機会がなかったのですが、最近時間がある時にパラパラと読み始めてみました。

(あーちゃんはとっくの昔に読み終えています。)


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e0326991_11094450.jpg


この本はアメリカのギフテッドのティーンによって答えられたアンケート調査
の結果を元に編集されたらしく、ギフテッドと呼ばれる子達の、ギフテッドに
関するあらゆる課題について、彼らがどう感じ、どう思っているかなど、実際
”生の声”を聞く事ができ、とても興味深い本であります。


その中の「Intelligence」(知能)についてのチャプターで、IQについて説明
されている箇所があるのですが、とりあえず真面目に(?)IQとは何であるか?
などの定義や情報などの後、少し違った視点や見方から捉えたIQの意味が付け
加えられていて、この部分を読んで私は思わずクスッと微笑むとともに、そう
そう、と大きくうなずいてたのでした。


著作権などの問題もあると思うので、あまり詳しくは書けませんが、私が思
わず笑ってしまった部分がこちら。

6 More Possible Meaning for the Acronym IQ

というタイトルで、”IQ”という頭文字のその他6つの”ありえる”意味について
冗談っぽく、でも確かに一理ある!とうなづけるリストが書かれていて、私
が特に(全くその通り!)と思ってしまったのがこちらの説明であります。

IQ means.....

Individual Quirks 

In one IQ test, you are asked to find the "best, most sensible" word
to complete this sentence: "The foundation of all science is_________."

Your choices are "observation," "invention," "knowledge," "theory,"
and "art".  Which do you feel the best?  

The test developers have a particular word in mind.  If your opinion
differs, no point for you.

知能検査の中で、”次の文章のスペースにもっとも当てはまると思う言葉
を選びなさい”という質問があるとして、

”全ての科学の基礎は____である”

という文章の穴の部分に入る言葉として、

”観察”、”発明”、”知識”、”理論”、”芸術” という言葉の中から選ぶと
します。 この中で一番当てはまると思うのはどれか?


尚、実際のWISCなどのテストはこういった選択肢式ではなく、自分が
答えを考えだし、それを口頭で言わないといけないのですが、その答え
の”適切さ”によって与えられる点数が変ってき、子供の考えだした答え
がテスト開発者達の見るところの”模範解答”でない場合、それがいかに
オリジナリティーや創作性に溢れていたにしても、点数がもらえないと
いう事にもなりかねないんですよねぇ。


だからこういった、人とちょっと視点が違ったユニークな思考、独創的、
クリエイティヴ思考の持ち主にとっては、通常のIQテストではそういった
素晴らしい特性が評価されにくいのではないかと思います。


(上の文章で私が咄嗟に頭の中に出て来た言葉は”curiosity”(好奇心)
だったので、私も点数0ですね。苦笑)


ただ、ギフテッドの子供達の検査に慣れているギフテッドの専門家達
はこういった部分なども充分認識しているので、彼らの答えに対して
マニュアルに書かれている通りのみの解釈だけでなく、長年こういった
子達に接して来ながら培った、”洞察力””観察力”などでより的確な分析、
判断などが出来るのでしょう。


だから子供がギフテッドかどうかの鑑定を目的としているのなら、
基本的には”障害があるかどうか”を見極める事に焦点をあてている
スクールサイコロジストよりも、ギフテッドの特質や思考パターン、
行動傾向などに精通している、”ギフテッドスペシャリスト”に測定
してもらう方が、正確な結果が期待出来ると思いますね。


あーちゃんが通っていた前の学区では「特別教育」の基準を判定する
為のみの目的として知能検査が行われていたので、それを前提とした
姿勢で測定されていて、何だかバイアスもあった感じがしました。

だから私達はわざわざ自腹を切って、ギフテッド専門家のDr. Palmer
に診てもらったのですが、それだけの価値は充分あったと思っています。


尚、ギフテッドプログラムが充実している学区では、ギフテッドの
鑑定専門のスクールサイコロジストが測定しているようなので、そう
いう地域は問題ないと思いますが。


残念な事に日本では現在のところそういったギフテッドのスペシャリスト
は見つけ難いと思いますが。

IQIndividual Quirks 

であるとするならば、よくまわりから”個性的で風変わり、ユニーク”
だと言われているあーちゃんは、かなりの高IQの持ち主です! (笑)


尚、このギフテッドのティーンの為のサバイバルガイド、参考になる
情報がたくさんつまっていて、個人的にも大いにお薦めの本です!



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by mathgifted | 2013-11-19 12:45 | Gifted


数学が得意な16歳の2E kid(ASD&ギフテッド) あーちゃんの毎日を綴っています。ネバダの山奥で熱愛する数学を修行中!将来は大学の数学教授になるのが夢。13歳から本格的に地元の大学で数学のコースを受講し始めました。 目指すはMIT or Caltech! 


by あーちゃんママ

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