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ギフテッドの認知的特徴

「Discovering the Gifted Ex-Child」と言う、ネットで見つけた
ギフテッドアダルトについて書かれた記事で、うんうんと思わず大きく
うなずいてしまった部分がかなりあったのですが、特に私が深く共感した
部分を抜き出してみました。

(このオリジナルの記事、英語ですがとても興味深く参考になるので、
感心のある方は是非チェックしてみて下さい。)


Childhood Characteristics
(ギフテッドの個人の子供時代の特徴)

Some of the cognitive characteristics of gifted children that are 
differences in kind rather than in precocious acquisition are:

・Extraordinary quantity of information
・Unusual retentiveness
・Advanced comprehension
・Unusually varied interests
・Curiosity
・Unusual capacity for processing information
・Accelerated pace of thought processes
・Comprehensive synthesis
・Heightened capacity for seeing unusual and diverse relationships
・Ability to generate original ideas and solutions
・Evaluation of self and others
・Persistent goal-directed behavior



あーちゃんの認知スタイルやプロセスの仕方などをじっくり観察して
いると、ただ飲み込みが早い、年齢よりも先立った事を理解したり
やってのける事が出来る、と言っただけでなく、根本的に認知の処理
の仕方が一般とはかなり違っているという印象を受けます。


特に数学に関しては、小さい頃から周りが気がつかないような一定の
パターンや法則なんかを見いだしたりする事が得意で、だから別に誰
からも教えてもらわなくても自分で方式などを発見して応用したりでき
たのかもしれません。


8歳か9歳の時に”発見”した数字のパターンを説明したエッセイ。
こんなのを書いたりして1人で楽しんでました。


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e0326991_08240992.jpg


記憶力が良いので一度得た情報の保持(リテンション)もよく、その
莫大な情報をさっと必要な時に引き出し合成して未知の物を見いだし
たり、(見えない点を繋げるのが得意?笑)又、一見ランダムに見える
情報をうまく処理して論理的に演繹したりするのも得意。


その処理の速度が又素早く、私が1を考えている間にすでに10に行って
しまってて、話のつじつまがあわない事がしょっちゅうって感じです。


ただ、あーちゃんの場合、問題解決のソリューションは結構考えだす事
は比較的簡単なようですが、(特に数学に関して。)”Ability to generate 
original ideas ”の部分はちょっと弱いかも?という感じでしょうか。


パターン認識能力と比べると、”何か新しいアイデアを生み出したり発明
したり”と言った、クリエイティヴ、イノベーティブな部分が弱めかな?
と感じます。


まぁ、でもこれからもっともっと色んな分野の知識や情報などを得て、
色々な事を経験しながらこういった認知の領域も刺激されて向上していく
かもしれませんね。


あとやはりあーちゃんの認知、精神面で私と違っている部分と言うのが
「Persistent goal-directed behavior」ではないでしょうか。


いつも別に誰から指図されたり指示されたりされなくても、自らが目標
を立て、そのゴールを達成する為に自主的に情熱をもって努める姿には
いつも感心させられます。


こういう精神的な部分こそが、平均から離れたアチーブメントを達成する
原因の一つではないかと思ってしまいます。


(平均から離れたアチーブメントを達成する者だけがギフテッドであると
いう意味ではありませんが。何らかの理由でアチーブできていないタイプ
のギフテッドも多いのも確かですし。)


だからこのオリジナルの記事に書かれていた、

”differences in kind rather than in precocious acquisition”

という部分に大きくうなずいてしまいました。


ギフテッドであるというのは、こういった認知的な部分の違いプラス、
感情面、精神面の特徴が入り交じり、同じギフテッドとは言っても個人
それぞれが各自のユニークで複雑な内面の世界を持ち、その感性でもって
この世界を体験しているんでしょうね。


"These characteristics not only persist into adulthood, but interact
through time to create a geometric progression of significant
differences from the norm (Wallach, 1994; Roeper, 1991)"


と言う事で、ギフテッドチャイルドが成長して大人になってもギフテッド
である事は変る事がなく、それどころかこれらのギフテッドの特徴は時の
流れの中で常に相互作用を繰り返しながら、それらが更に標準からかけ
離れた大きな違いを作り出して行く事になるようであります。


と言う事は、ギフテッドが大人になってもギフテッドならではのニーズ
や問題は消え失せる事はないので、やはり自らの特質を認識して、正面
からそれらを対処していく事が大切ですね。



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by mathgifted | 2014-04-05 09:52 | Gifted

The Genius Debate: Identifying the Origins of Genius

このディベート、とても興味深かった。

脳や認知に関する各種の専門家達にコモンセンスが伺えられるようで
ちょっと安心しました。

英語ですが、興味のある方はどうぞ。
(英語が苦手な方、ごめんなさい。(>_<)
英語を学習中の方達にはいいリスニングの練習になるのでは?)





更新もしていない時まで応援のポチを頂きありがとうございます。 
 はげみになってます。 



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by mathgifted | 2014-03-12 12:03 | Gifted

インテリジェンス(知能)8通りの見方

IQテストや知能についての私の見解はすでにこちらの記事でも書きましたが、
更に私がこの話題について日頃感じている事を表している記事を見つけ、
読みながら思わずうん、うん045.gif と激しく同意してしまいました。


という事で又ここでいつものように、皆さんとシェアしたいと思います。




英語の記事ですが、専門用語なども少なく、比較的読みやすいのでは
ないかと思いますので、英語アレルギーがない方には是非原文を読んで
いただきたいです。


英語なんぞ、見ただけでじんましんがでる〜!008.gif という方達の為に、
一応日本語に訳したページもリンクしておきました。



(Bing Translatorを使用)


尚、最初にGoogle Translatorを使って見たところ、

1. SITUATIONS CAN MAKE US SMARTER.

という文章が”状況は米国のよりスマートなを作る事ができ、”となって
いて、Googleの翻訳にすっかり希望を失って失望してしまった私は別の
翻訳ツールを試してみたのでした。


us”がちょっと大文字になっただけで、”米国”はないやろ〜グーグル!

ヽ(`д´;)/



各項目の細かい説明は翻訳された文章でもまずまず理解できるのでは
ないかと思うのでそれはそちらの方を読んでもらうとして、ここでは
記事に書かれていたその「知能の8通りの見方」をリストアップして
おきました。



1. SITUATIONS CAN MAKE US SMARTER. 
 (状況が私達をスマートにしてくれる)

私は特にこの部分に深く同意してしまいます。


人間の”知能””能力”そして”スキル”などといったものは、その個人が
置かれた状況(環境)によって、大きく開花したり、逆に抑圧されて
表面化されなかったりするものだと、長年自分の子を見てきても感じ
ていることであります。


あーちゃんが潜在的に持っていた凸の部分が表面化する事ができたの
も、当時それらを発展させて行くのを妨げていた要因(言語能力の低
さやコミュニケーションスキルの低さ、癲癇や集中力の欠如、感覚統合
の問題などといった凹の部分)を対処して、環境や状況を整えて行って
あげた事で、それまで妨げになっていた部分が取り除かれ、あーちゃん
が持っている独自の才能が芽を出し始めたという感じがします。


そして凹の支援だけでなく、同時に凸の支援をすることもとても大事
で、凸の部分を効果的に利用する事によって、それが凹の部分の支援
になる事も多々あるため、支援に関しては私的には「凸か凹か?」と
行った白黒思考では考えてなく、両方をうまく支援する事によって、
更に効果的な相乗効果を得られるのではないかと思っています。


オリジナルの記事にも、

”Think about how you could recast your own role (as a 
teacher, an administrator, a parent) as a situation-maker
a creator of circumstances that evoke intelligence in others."


とありますように、私達(親)はそういった状況や環境を作り出して
あげる事ができる「situation-maker」であるという意識をもつ事が
大切ではないかと思います。


2. BELIEFS CAN MAKE US SMARTER.
 (信条が私達をスマートにしてくれる)

このマインドセットに関しては、以前に記事を書いてますので、もし
興味があれば、こちらの過去記事へ。




3.  EXPERTISE CAN MAKE US SMARTER.
 (専門知識が私達をスマートにしてくれる)


”What researchers have found is that experts don't just 
know more, they know differently, in ways that allow them
to think and act especially intelligently within their domain
of expertise."

と言う部分もすごく共感してしまいました。


ある分野を専門的に追求する事は、ただ知識を多く身に付けている
という事ではなく、もっと違った意味で”知っている”という、ある
意味、quality over quantity(量より質)的なものを感じますね。


ちなみによく「専門家の言う事なんて当てにできない」と思う人も
いるかもしれませんが、一般に私は、長い間の経験を得て、様々な
情報やデータ、自らの観察や洞察をもとに専門的見解を形成してい
ってる専門家に対して、素人の私達では見えない部分も見える事も
かなりあるだろうと、ある程度信頼しているのも確かです。


ただ、一言に「スペシャリスト」(専門家)と言っても全ての専門家
が”同等”というわけでなく、個人の力量の差もかなりあると思うので、
その辺の見極めが、親である私達の仕事ではないかと思っています。


(こういう部分でも私達親自身の論理的思考や分析力、批判的思考
スキルが重要になってくると思いますね。)


4.  ATTENTION CAN MAKE US SMARTER. 
 (アテンションが私達をスマートにしてくれる)


5.  EMOTIONS CAN MAKE US SMARTER.
 (感情が私達をスマートにしてくれる)

"Our emotional state represents a crucial internal situation
that influences how intelligently we think and act."


私達はポジティブな気分の時は包括的、かつクリエイティブに考え
られるし、不安感を感じている時など、個人の持つ能力やスキルなど
にも影響して、思うような行動やパフォーマンスが実行出来ない場合
などもあると言う事で、感情がそれらを左右する事もあるというの
にはうなずけます。


6.  TECHNOLOGY CAN MAKE US SMARTER. 
 (テクノロジーが私達をスマートにしてくれる)


この記事によると、”テクノロジー(デバイス)は、時として私達を
スマートどころか逆に、"make us dumber"にする事も多いのも確かで、
テクノロジーは私達の注意を分散させ、フルに専念された状況下において
の学習よりもまばらで浅く、柔軟性に欠ける学習を生み出す事にもなり、
また、訓練されない事によって重要なスキルが退化して言ったり、それら
が最初から発達されなかったりする事により、テクノロジーは私達を愚か
にもすることができる、”と。


例えば現在のテクノロジー社会においては、私達は”事実”や”情報”なども
ネットでただ単に”ぐぐればいい”だけで、それらを暗記する必要もなくな
ってきていると思うようになってきていると思うのですが、実際これから
の社会に必要な、いわゆる”21st century skills”ー批判的思考、問題
解決力、共同・合作、創作性などといったものは「中身のない真空」から
現れるものではなく、それらは私達のハードドライブ(脳)に保管されて
いる豊かな「知識」や「事実」をもとに発達させていくものである。よって
生徒(子供)がテクノロジーの応用によって”愚か”ではなく”スマート”に
なる為には、彼らに”いつそのデバイスをフルに活用し、いつ片付けるか”
の見極めを理解させる事が大切である。


といったような事が書かれていて、こういった部分にも私は深く共感して
しまいました。


尚、”21st century skills”に関してしても以前の記事で少しとりあげて
いたので、興味がある方はこちらへ。




7.  OUR BODIES CAN MAKE US SMARTER. 
 (私達の身体が私達をスマートにしてくれる)

栄養、睡眠、運動、適度なストレス(ストレスは悪いものばかりでなく、
良いストレス(刺激)もあります。)は脳が効果的に機能する為には必要
不可欠な要素ですが、その中でも睡眠は、特に”学習のプロセス”特に記憶
に関してとても重要なカギをにぎっているようであります。


学習の後睡眠が不足すると、学習プロセスが不完全なものとなってしまい、
情報をよく覚えてなかったり、一定不動(融通がきかない)として覚えて
いたりするらしく、私達の身体的なコンディションの状態によっていかに
脳が作動するか(知能が誘発されるか抑制されるか)という事を表して
いるようですね。

「寝る子は育つ」と言いますが、「寝る子は賢くなる」とも言えるのでは
ないかと思います。(笑)


8.  RELATIONSHIPS CAN MAKE US SMARTER.
 (人間関係が私達をスマートにしてくれる)


”There's one particular kind of relationship I will wrap up 
with, and that is the relationship that students have to 
their academic institution and to their fellow students.  
The science of learning has demonstrated that a feeling 
of belonging is critical to the full expression of 
students' ability and intelligence."


”自分が所属出来る場所や仲間の存在を感じる事が出来る「帰属意識」
が個人の能力や知能をフルに表現するのに必須である”というの、
すごく同感しました。


あーちゃんが数学クラブや勉強会で自分が快適だと思える仲間達
と交流しているのを見ていると、この部分はすごく同意できます。

こういった子供の「居場所」や「仲間達」を探してあげる事も、私
達親の役目ではないかと思います。

(小さい頃は特に! 思春期以降は一度きっかけさえつかめば、
子供の方で自主的にそれらを探して行くようになると思いますし。)



という事で、以上、最後にもう一つ記事からのとても参考になった
部分です。


”I'll end by reminding you of something I mentioned earlier 
in this article, about seeing your role as one of "situation 
creator," and by asking you: What situations can you 
create, or help your students (children) create for 
themselves, that will give them a sense that they are not 
numbers in a database, but members of community?


親としては、私もただ単に、状況を作り上げてあげるだけでなく、
あーちゃんが自分自身でこれらの状況を作り上げて行く事ができる
ように支援をしていってあげたいと思いました。



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by mathgifted | 2014-02-20 13:15 | Gifted

またもや性懲りもなく...(笑)

先日のこちらの記事にはたくさんの方達からコメントを頂き、皆さんの様々な
視点から見たとても貴重なご意見を聞く事ができ、私自身とても参考に
なりましたし、色々と考えさせられました。

皆さん、本当にどうもありがとうございました。

コメントの返信に少し時間がかかるかもしれませんが、必ずお返事をさ
せてもらいますので、どうか辛抱強く待ってて下さいね。


皆さんから頂いたコメントを読んでいて、私自身、思いもしなかった点や
考えもしなかった部分などにも改めて気がつき、これまでのギフカテ内外
で起こった出来事の一連の流れなどもふり返ってじっくりと考えるきっか
けにもなり、そういった意味では今回あのような記事を発信した事は、私
自身にとって実りのあるものとなったように感じます。



私が当初、ぶろぐ村に「ギフッテッドチャイルド育児」のカテゴリー新設
をリクエストした理由というのが、当時「自閉症児育児」「アスペルガー」
のカテを行ったり来たりさ迷っていた中、2Eであるあーちゃんのギフテッド
の部分を語った記事に対して、カテ内から私が「アスペルガー=ギフテッド」
という誤った概念をを世間に広めているだの、そういった突出した部分を
強調する事によって、自閉症の親に「うちの子は自閉症でなくてギフテッド
なのだわ」といった思い込みや誤解を生じさせる原因のもとだ、などの批判
や反論を受けた事から、もっとあーちゃんの凸の部分やギフテッドの特徴
などの部分も頻繁に攻撃される事なく、気楽に発信して行ける場所があれば
いいなという気持でギフカテの新設を申請したのでした。


が、今になってあれこれと考えてみると、このブログは2E(何らかの障がい
がありながらギフテッドでもある)のあーちゃんの事を書いてあるので、私
の視点も無意識ではありながらも必然的に、「2Eの子供を持つ親」から見た
のものとなっていたと思うので、「ギフテッドチャイルド」というカテの名
の中でこういった記事を書く事で、カテのメンバーや読者の方達に「発達障害
=ギフテッド」といった認識が流れる原因になったという意見もうなずけます。


そしてカテ内にそういった認識や風潮が漂っていたとすれば、当然、発達
障害の疑いを持たない”ただのギフテッド”の立場からブログを発信されて
いるブロガーさん達との間に、お互い何らかの違和感を感じ、行き違いや
誤解なども生まれてくる事もある意味納得出来ると言うものです。


ギフカテは「ギフテッドチャイルド育児」とある通り、ギフテッドの(も
しくはそうである可能性のある)子供全般のカテであるわけですので。


私がこのカテゴリー新設をリクエストした際、そういった事など考慮も
せず、ただ単純にこの名称(ギフテッドチャイルド育児)で申請した事に、
自らの思慮の欠ける行動に反省しています。


私は今、海外育児のカテにいますが、私の書く記事の内容とカテがどうも
しっくりと合っていない感じがして落ち着かず、未だに私が居心地良く感
じる場所を探している最中なのですが、今回色々考えました結果、居場所
が見つからなければ作ってしまえという図太い根性丸出しで、またもや
性懲りもなく本日ぶろぐ村に新しいカテの新設を申請してみました。


そのカテゴリーとは、

「2Eチャイルド育児」カテであります!


e0326991_11213238.jpg


懲りんやっちゃな〜もうええかげんにせぇ〜! っと石を投げられるのを
覚悟で申請しました。(爆笑)


(本当は「奇人変人育児」カテでも良かったんですがねぇ。カテの名前見て
妙な先入観を抱いて誰も近寄らなかったらなんですし...苦笑)


このカテは、子供が発達障害やその他、様々な障害を持ちながらも(もしくは
その疑いがあると親が感じている)同時にギフテッド又はギフテッドの可能性
を秘めていると思われる子供を持つ親達が、色んな意見や情報を交換しあったり、
子供の自慢話(これは重要!)やあるある話、そしてたまには愚痴を言いあっ
たり、お互い励ましあい刺激しあえる場所にしていけたらと思っているんです。


発達障害の診断がなくても関係ない!

日本ではギフテッドの専門家が「お宅のお子さんはギフテッドですよ」と
判定してくれるわけでもないので、ギフテッドの判定なんて関係ない!

ただ親が、自分の子が2Eではないか?と思うのであればそれで充分!

ちょっと変った賢い子達の親ごさんみんな大歓迎!

別に自分自身が2Eの子育てをしていなくたって、このトピックに興味
がある方達もどんどん参加して頂ければと思ってます。


その他のカテゴリーでも、「自閉症児育児」や「発達障害児育児」
「アスペルガー」などといろいろサブカテがあるのですから、
「ギフテッドチャイルド育児」から更に枝分かれして行き、「2Eチャイルド
育児」のサブカテがあってもいいと思うんです。


generalから 更にspecificにターゲットを絞る事は、カテ内でのメンバー
達の意識もある程度共通したものとなるのではないかと思いますし、記事
の内容や話題、情報などもより特定化されたものとなることから、情報
収集も効果的になるのではないかと思いますし。


とにかく色々なオプションがあるという事はいい事ですよね。


ただ、今日の時点で申請したばかりですので、過去の経験からすると、多分
このカテが実際出来るのは随分先の事になるのではないかと思いますが。

作ってくれないかもしれませんしねぇ。

でも何事も種をまかない事には実がなりませんしね。
(あっ、花が咲かないですか?)


いずれにせよ、とりあえず種だけは蒔いといたという事をご報告しておき
たいと思いました。

みなさん、どうか Wish me luck!  (≧▽≦*)



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by mathgifted | 2014-02-17 11:24 | Gifted

しつこいようですが、もう一つだけ

私は知能というものは、知能検査の数値が示す「一つの指標」といったごく
限られたものではなく、それらだけでは単純に測りきれない複数の分野
での能力を含むものだと思っています。


それゆえ私の知能に対する見方は、ハワード・ガードナーのTheory
of Multiple Intelligence「多重知能理論」に近いものと言えます。



もちろんIQテストは個人のある一定の分野の能力や認知パターンなど
を認識し、療育や支援、そして学習環境の設定・調節などの為の参考
データとしてとても参考になるツールだと思っています。


ただ、知能検査で測定出来る分野と言うのは、私達の複数の知能の中の
「ある一定の分野」に過ぎず、又、その結果(数値)自体も測定時の状況
や個人のコンディション、そしてその他様々な要因が影響される事もある
為、「リミット」もあるのも確かなので、それらの数値が「絶対的」
とも思っていません。



だから私の頭の中には”知能指数=個人の総合の知的能力”という方式が
存在しませんし、こういった極端な見方は知能検査で測定出来る以外の
分野の才能(音楽や芸術、リーダーシップなど)を見落としたりする事
にもなりかねない為、才能開発(ギフテッド教育)を目的したプログラム
などの選考基準としてこれらの数値(又はその他、学力テストなどの達成
結果)のみが判断の対象になる事に対してもかなり抵抗があります。


この事から私が「高IQ・学業成績優秀である事のみがギフテッドである」
といった考えをもっていないという事を示していますし、自分の子供の
得意分野(アカデミック)以外の”色々なタイプのギフテッド”の存在も
充分認識しているという事で、そういった分野について記事を書かない
からと言って私がそういったタイプのギフテッドの存在や定義を否定し
ているとかいったわけではないのです。


アートや音楽、スポーツ、その他アカデミックな分野以外には関心を示
さない(そして多分才能もない。笑)あーちゃんを子供に持つ私としては、
そういった分野の才能開発に関しては知識も情報も経験もない為、自分
のブログの記事に書いていないだけであって、それイコール自分の子供
のような子だけがギフテッドであると主張しているわけではありません。


その辺、何やら勘違いしている人もいるようなので、そこのところは
ここではっきりと伝えておきたいと思いました。


そしてここでもう一つ言わせて頂きたいのですが、私の記事や考え方、
見方に対して異論がある場合は、他のブログやブロガーさん達に対し
て向けるのではなく、直接私のところへそれらを向けるようにお願い
します。


明らかに反論にもなっていない誹謗中傷の類い以外はきちんと私なり
にそれらに対して説明なり、意見を言わさせて頂きますので。


(ただの誹謗中傷などは私の判断でコメントを削除させていただく事
になると思いますが。)


そしてまたここでギフテッドの定義やら認定の方法やらと議論を蒸しかえ
すつもりはないのですが、一言どうしても言っておきたかった事として、
私は”ギフテッドとはこういうもので、その認定法がこうである”といった
主張などした覚えはなく、ギフテッドの定義なんてものはいわゆる「専門家」
と呼ばれているもの人達の間でもそれぞれ違っているし、学区やギフテッド
支援団体などもそれぞれの「定義」や受け入れ基準があるでしょうから、
「アメリカではこういうのがギフテッド」だという一致した定義は存在しな
いでしょうし、私の知るところでは”ギフテッド”という正式な(医学的)
診断もありません。


だからIQ数値や学力検査、アチーブメントなどで「ギフテッド」であると
いう事が認定されている(定義付けられる)のではなく、それらは特定の
機関や学区のギフテッドプログラムの選考の基準であるというだけの事で、
しつこいようですが、それらの数値や偏差値(パーセンタイル)のみで
ギフテッドかどうかが決まるというわけではないんです。


ギフテッドという神経学的に特殊な層は、これらの数値だけで定義付け
されるものではなく、それはあくまでもギフテッドである事の特徴の一部
に過ぎず、彼らにはそれ以外の分野(精神面、感情面、神経系など)にお
いて独特な特徴を重ねもっているのです。


(そして全てのギフテッドがIQや学力などといった認知的特徴が顕著だと
いうわけではないでしょう。空間的能力や音楽的能力、対人的能力など
に優れたギフテッドの人達は、IQテストなどとは又違った面でその才能
を表現するでしょうし。)



だから最近のアメリカのギフテッドプログラム選考基準としても、ほと
んどの学区がこういった、IQテストと学力・成績結果のみで判断すると
いった形態ではなくなっていると思います。


うちの学区もギフテッドプログラムの選抜の要因として、IQや学業的な
アチーブメントなどといったcognitive characteristics(知的特徴)
だけでなく、その子の精神面や感情面など、ギフテッドならではに見
られるaffective traits(情緒の特徴)も考慮されています。



そしてアメリカでもギフテッドの専門家やサイコロジストなどの間では、
IQテストやアチーブメントテストなどのquantitative assessmentの
他に、(それに加え)インタビューや行動観察、その他の方法で個人
の内面的(精神的)なクォリティの部分を探り、個人の全体像を測り
見る、Qualitative Assessment ( Annemarie Roeper Methodが
有名ですね。)を適用している場合も多く、ギフテッドの判定(認識)
においてはIQや成績結果だけでなく、その他のギフテッドならではの
特徴を見ているのです。


私が強調したかった点と言うのは、「ギフテッドというのはこういう
ものだ!」と言った定義を唱えたのではなく、「世の中には一般に
ギフテッドと呼ばれている、明らかに標準とは違った特殊な脳の層が
いて、その特殊性を認識する事が彼らのあらゆるニーズを満たす為に
大切である。」という事を言いたかっただけであります。


私にしてみれば、親が自分の子がそういった特殊な層に当てはまると
判断して「うちの子はギフテッド」と思って育てる事は素晴らしい事
だと思います。


実際、私自身、あーちゃんが3歳で自閉症と診断されて、その以前から
ずっとあーちゃんには何か特別な才能があると信じていたけれど、
あーちゃんの知能検査をしたサイコロジストにそういった面も言って
みたものの、”専門家”達は皆次々と私に、「そういう突出した部分は
自閉症によく見られるものです。そのうち消えると思いますよ。」と
言って軽く鼻であしらわったんですが私自身は(この子は天才かも?)
という前向きな気持で育てて来ましたから。(苦笑)


だからそういった部分を言っているのではなく、ただ私としては、
ギフテッドといった特別な概念など存在せず、子供は皆どの子も
ギフテッドなんだ、といった考えが世の中に浸透していき、実際
あらゆる面で課題を抱えているギフテッドの子達のニーズが満たされ
ない事を懸念したのです。


ただ、それだけなんです。

だから皆さん、自分の子供が、(う〜ん、他の子達とちょっと違うぞ?
この子、ひょっとしてギフテッドかも?)と思ったらそれは自分の親
としての直感にまかせて、お子さんをギフテッドだと思って才能開花の
サポートをしていけばいいんです。


国を問わず、「ギフテッド」と呼ばれている層の子(人達)は存在する
のだから、自分の子供がそれに当てはまると感じたら、ギフテッドと
見なしてその子にとって為になる子育てをしていけばいいのです。


日本だけじゃなく、アメリカだって(ギフテッドプログラムの審査の為
といった特別な例を除き)知能検査を受けるきっかけとなるのは普通、
発達障害やその他の障害を疑われて、、、って場合が多いですし、その
際でIQが高く出たとしても、スクールサイコロジストからその場で、
「お宅のお子さんはギフテッドですよ!」というように自動的に判定
などされる事など少ないと思うのです。

(多くのスクールサイコロジストは知能検査では障害の有無を見極める
事に重点をおいているので、ギフテッドであるかどうかといった部分
などは見てないでしょうし。)



長くなってしまいましたが、まぁ、結局何が言いたかったかと言えば、
私がギフテッドというものをIQや学力テストなどの結果やアチーブメント
で定義付けをしているのではない! そしてアメリカでもギフテッド
プログラムの参加資格はこういった数値やアチーブメントだけでなく、
様々な要因が考慮されている、そしてそれらの基準が必ずしもギフテッド
である事と同様というわけではない、という事であります。


(学区によっては学力テストや成績、素行や態度などが主な基準と
なっていると、その基準に満たさないアンダーアチーバーのギフテッド
の子がプログラムからもれてしまうケースだって結構あるでしょうから。
そして私はそういった部分に対しても酷く違和感を感じているのですが、
こういった課題は今はギフテッドプログラムを実施しているアメリカに
おいての問題ですので、あえてこのブログでもあまりとりあげてません。)



だから私がギフテッドの記事やアカデミックな面について書いている
時は、”すべてのタイプのギフテッド”について述べているわけではなく、
”ただ単にある一定のタイプのギフテッド(学術的ギフテッド)について
言っているという捉え方をして頂けるとありがたいです。


長々とまとまりのない文章となってしまいましたが、ちょっと気になった
もんで、私の思いを吐き出させてもらいました。


最後まで読んで頂きありがとうございました。


このトピック(ギフテッドの定義)について書くのはこれで最後にします。


これからは皆さんにとって参考になる情報などを発信して行きたいと思
っています。

私は皆さんの考え方に影響を与えようとか、思考をある一定の方向へ傾け
ようなどといった意図は全くなく、ただギフテッド関連の情報源の少ない
現在の日本で、こんな情報もあるんですよ、と情報のおすそ分けをして、
それらが皆さんの判断や決断の参考やお役に立てればいいなと思っている
だけですので。

様々な情報を目の前にして、それらを判断するのはあくまでも皆さん
自身なのですから。



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by mathgifted | 2014-02-15 12:39 | Gifted

12 Lessons About Gifted Kids from Matilda

ネットでこんな記事を見つけました。



"Matilda"(マチルダは小さな大天才)と言えば、こちらの過去
記事にもありますようにあーちゃんのall-time favorite bookで、
小学校2年の時に初めて読み、その後精神的に一番辛い思いをして
いた3年生の時には何度も繰り返して読んでいた本です。


この物語の主人公のマチルダは、(私が記憶する限り文章の中では
あえて「ギフテッド」という言葉では表現されていなかったと思う
のですが)明らかにギフテッドだと思わせる特徴を持った女の子で、
彼女の感じ方や物の見方、そして体験などが当時のあーちゃんのそれ
らと重なる部分があったのか、この本はあーちゃんにとってかけがえ
のない、精神安定剤的存在だったように思います。


(あーちゃんのサバイバルキットの中の”癒しのアイテム”ですね。)

そしてそれ以後も結構ちょくちょく読んでました。



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2年前引っ越しをした際、荷物になるからと自宅ライブラリーにあった
ほとんどの本を処分したのですが、その時、どうしても手放せない本
だけを本人に選ばせて小さいダンボール箱へパッキングさせました。

今、あーちゃんの部屋の本棚を覗いてみると...


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あっ、やっぱり「マチルダ」はきっちり選んでもってきてるわぁ!003.gif



この本を読む事で、ギフテッドの子達(特に小学生)はマチルダが自分
と同じような思いや経験をしている事を発見したりして、ある意味
「あるあるモーメント」045.gif を経験する事ができ、「こんなふうに感じ
たり思ったりするのは自分だけではないんだ!自分がおかしいのではない
んだ!」と言った事に気がつき、精神的にも少しは救われるのではないか
と思ったりします。


ギフテッドの子供が自らの「ギフテッドの性質」を自覚し、それらを
自分自身が受け入れる事はヘルシーな自己概念や自己のアイデンティティ
を形成するのにとても重要な事だとは思いますが、かと言って私的には
子供には別にあえて「ギフテッド」という言葉を使って説明する必要は
ないと思ってます。


その代わりにこういう本を読んで、子供が(自分と同じような子が他に
も存在し、その子が自らの”特技”をうまく活用して悪を正そうとしたり、
自分の幸福を掴もうとしている)といった前向きな姿勢を見て、それに
励まされたり元気づけられたり、インスパイアされたりするだけでも、
その子にとって大きなプラスになるのではないかと思っています。


(あーちゃんの場合はかなり劇的なヘルプとなりました。)


そして子供だけでなく、大人もマチルダから学ぶ事はたくさんあるの
ではないでしょうか?


個人的にはギフテッドの小学生に是非読んで欲しいお薦めの本です。


             
                マチルダは小さな大天才


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by mathgifted | 2014-02-09 11:18 | Gifted

ギフテッドの子育てヒント: 個別サバイバルキット

OEの問題やら、知的欲求が満たされない不満やら、友情関係の問題やらと、
ギフテッドの子達当人も色々と大変ですが、多くの場合それらの子供
が直面する問題を共に経験し、対処していっているギフテッドの子の
親達も本当に大変だと思います。


ギフテッドの子達もまさに”スペシャルニーズ”の子供達であり、こう
いった育児を長年続けて行く為には、親の方も自らの心身ともの健康
管理がとても大切になってきます。


私はまず、いち「自閉症児」の親としても、あーちゃんを育てて行く
早期の段階でこの事の大切さを充分に思い知らされました。

小さい頃のあーちゃんにはかなり泣かされました。007.gif

体力も精神もかなり消耗させられました。(苦笑)042.gif


以前にも言った事があると思うのですが、よく飛行機内での緊急の
場合などの例のメタフォーで表現されるように、


”You should put your oxygen mask on first before you try 
to help someone else.”

(他人を助けようとする前にまず自分の酸素マスクをつけなさい。)


と、要求やチャレンジが多いスペシャルニーズの子育ての場合特に、
子供のケアがきちんと出来る為には、まず親自身が自らの心と身体
のケアを心がける事が重要となってくると思います。


これって、理屈ではわかっているものの、それを実行するのがなか
なか難しく、毎日の生活の中でつい自分自身の状態を省みる事を怠
ってしまいがちになるんですよねぇ。


だからこういった部分も、私達個人が意識的に気をつけて行くべき
点ですね。


こちらはもうお馴染みデイビソンのリソース、Tips for Parents
シリーズから、親自身に対して、”If you care for yourself, you
will do a better job of being, parenting and partnering"と言
うメッセージと、その具体的なケアの方法のアドバイスが書かれた
記事であります。


私自身とても参考になったので、皆さんともシェアしたくてリンク
しておきました。 





自分自身を労るー個別サバイバルキットの開発


自分自身の心と身体のケアの為に、個別サバイバルキットを作成する
事をお薦めします。それらは具体的なもの、又は概念的なものどちら
でもかまいませんが、あくまでも自分自身に特化した”個別のもの”
あるべきです。

キットには、戦略やアイデア、情報、個人の成長を促したり、毎日の
ストレスに対処していくアイテムなどが含まれます。


こういったキットを作成する事により、感情的に強烈(OE)な家庭内
において、親達は自らのニーズを満たし始める事ができ、子供のニーズ
も満たしてあげやすくなるのです。


以下、これらがサバイバルキットに含まれる項目のいくつかの例です。



■自分が落ち着ける場所 (隠れ場? 笑)


■癒しアイテム
 
 (植物、ポスター、詩、アート、写真、ぬいぐるみ、本、食べ物、
  飲み物、水、音楽、などなど)


■自分自身と自分の成長をサポートするアファーメーション(肯定的
 な断言をする事)のファイル

 
・自分自身、自分の努力、感情、そして自分のユニークなニーズを
  尊重する。

・成長して変って行く自分を認めて受け入れる。

・”変えられない事は穏やかに受け入れる潔さ、変化が必要な状況を
  変える勇気、そして他のものを区別する知恵を与えて下さい”
  (Reinhold Niebuhr, 1934)

・自己の定義の一部は、自分がどういった行為を行わないかという
  事を知っている事である。



■自分を元気づけてくれる小さな贅沢品のリスト;ちょっとした成功
 の自分へのご褒美

 (読書、映画鑑賞、お昼ね、友達との時間、1人の時間、美術館訪問
  ウィンドウ・ショッピング、マニキュア、ゴルフなど)



■個別で具体的なサポートが得られる人材のネットワーク

 
・チキンスープグループー 慰めてくれるグループ
 ・お笑いグループー 笑いで慰めてくれるグループ
 ・気を紛らせてくれるグループー 身体的、感情的、知的に状況から
                 気を紛らせてくれるグループ
 ・緊急隊ー 緊急時に事態を収拾するのを手伝ってくれ、落ち着いた
       サポートを供給してくれるグループ
 ・聞き役グループー 聞いてくれるだけで、問題を解決しようとしたり、
           批判したりしないグループ
 ・問題解決、アドバイスグループ
 ・案内人ー 答えがどこで見つけられるかを知っていたり、援助を見つ
       ける事ができるグループ
 ・”あるある、やったやった”仲間ー 自分と同じシチュエーションを
                  実際に経験した人達
 ・無条件に受け入れてくれるグループ
 ・プロのお助け人グループー カウンセラーなど
                 


■問題は誰のものであるかを見極め、それに応じて行動する能力
(多くの親が子供やパートナーの問題を自分の物とする傾向にある)


・質問に対する答えがわかっている問題に取り組む
・それは誰の問題であるか?
・誰が誰との間に困難を経験しているのか?
・誰の目的が満たされていないか?
・誰の問題であるのか判断するのにこれらの例を使用しなさい
・他人の問題ー もし誰かがニーズを満たす事が妨害され、その人の
        行動があなたに何も影響しない場合
・あなたの問題ーもし他人の行動があなたの邪魔になり、一方、その
        人は自分のニーズを満たしている場合。
・問題なしー  他人が満足していて、その人の行動はあなたの邪魔に
        なっていない場合
・誰の問題か見極めた後、責任を認め、問題解決を進める。
 問題を抱えた人物に援助を希望するかそれとも何もしないか尋ねる



もちろんサバイバルキットは個人によってそれぞれ違い、長期間に渡っ
て少しずつ形成していくもので、内容もフレキシブルとなるでしょう。

これらはプライベートであってもいいし、シェアしてもいいし、それは
あなたの自由。

これは大人と子供のどちらでも活用出来るコンセプトで、自己を尊重
する事は他人を尊重する事、そして他人があなたを尊重する事を生み
出す事という知識を反映しているのです。




以上、という事でざっと簡単にまとめますと、やはり子供やパートナー
の世話を効果的にして行こうと思えばまず第一に、自分自身の心と身体
のケアが大切だと言う事で、その具体的な方法の一つとして、自分だけ
オリジナルサバイバルキットを作成する事が役に立つということで
あります。


これはノートに箇条書きにして、必要に応じて再確認したり、また
思いついた度に書き足していったり、変えて行ったりとフレキシブル
に、その時自分自身が感じたままに作り直す事ができる、パーソナル
お助けファイルとなるのではないでしょうか。


これはギフテッドの子供自身にとってもいい「コーピングの手段」とも
なりますし、ギフテッドの成人の人達にも不可欠な「心と身体のケア
手帳」的存在になるのではないかと思います。


皆さん、子供の支援の為にもくれぐれもセルフ・ケアを忘れないように。010.gif



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by mathgifted | 2014-02-02 11:59 | Gifted

ギフテッドと感覚の問題

ギフテッドのセンサリー(感覚)の問題について、これ又なかなか興味深い
情報が含まれている記事を見つけましたので、いつものようにシェア
しますね。

(いつも英語の文献でごめんなさい。)



この記事、ギフテッドの感覚過敏(OE)や感覚統合の問題などに関して、
心理学や精神学、OT(作業療法)そして医学など様々な分野においての
研究結果や文献などの資料をまとめたもののようですね。


全部訳する気力がないので、(ここ数日間ちょっと忙しかって心身とも
疲れ気味。)以下、個人的に興味深いと思った点だけ抜き出してみました。




ギフテッドと感覚についての諸々の研究報告


■ギフテッド&タレンテッドセンターのある研究サンプル(500人)の
 中で、著しい感覚統合障害(SPD)の症状の有症率は35%だった。


■別の研究によると、あるセンターで検査を受けた6分の一のギフテッド
 の子に、感覚統合障害(SPD)を含む何らかの障がいが共存している
 のが見られた。

(ギフテッド&何らかの障がいで2Eって事ですね。)


■感覚統合障害はギフテッドの子達の認知、感情、社会性、運動能力の
 領域においての非同期発達という形で現れ、彼らの発達と機能的能力
 にマイナスの影響を与えるかもしれない。



■ギフテッドの個人が一般に見せる感覚上での問題は、刺激に対しての
 強調された認識と反応で、OE(過度激動)は心理的な要因に対して
 の超過敏性だけでなく神経系の過敏性にも関連している。


■ギフテッドのレベルが高くなるのと比例して増える傾向にある内向性
 は、痛み、聴覚刺激、皮膚電気刺激、そして臭覚的なインプットに対
 して強調された身体的敏感さや反応と関連している。



■ギフテッドの中では、感覚統合障害の中でも感覚調整障害(SMD)
 が最も一般的である。多くのギフテッドの子供達に統合運動障害
 も見られる。
 

(統合運動障害というのは多分”発達性協調運動障害”のようなものだ
と思うのですが、ギフテッドの子の中には動きがぎこちなくて協調性
運動に問題があったり、あまりスポーツが得意でない子もいたりして、
やはりこういうのが関係しているのかも知れませんね。)



■定型発達のサンプルと比べると、ギフテッドの子達は「Sensory
   Integration Praxis Test」(感覚統合実行検査)で高度の触覚
 防衛反応を見せたが、それ意外は何も違いは見られなかった。


触覚防衛反応(tactile defensiveness)についてはこれらのページ
 が参考になります。





■対象グループと比べると、ギフテッドの子達は精神集中収容能力と
 処理スビードのタスクパフォーマンスに優れていたけれど、タスク
 の最中、それらとは関係のない情報(気が散る要因)を抑制したり、
 さえぎったりする能力は対象グループと変らなかった。

 過度の情報を効果的に遮る事が出来ないと、感覚刺激のインプット
 が増加し、調節を維持する為には相当の認知エネルギーが必要と
 なってくる。その為、もし視覚的、聴覚的、触覚的統合の処理が
 うまくいかないと、子供は感覚に圧倒されてしまうかもしれない。
 その結果、過集中又は注意散漫となる場合も。


(おぉ〜、なるほど。作業記憶のパフォーマンスでは優れた能力を
 見せているのに、(だから高い数値)宿題を提出する事を忘れて
 しまう、(気が散る要因をさえぎれなくて注意散漫になってしまう)
 というメカニズムが何となく理解出来た感じ。笑 ギフテッドだ
 からと言って、必ずしも余分な刺激や情報をスクリーンする能力が
 優れているとは限らないようですね。 逆にギフテッドの人達は
 うまくスクリーンできなくて、(LLIのように)全ての情報を取り
 入れ過ぎる傾向にあるような気がします



と、こうして見てみますと、ギフテッドである事と感覚処理や機能
など、何やら深く関係がありそうですよねぇ。


発達のアンバランス、又は「非同期発達」と言うのも、センサリー
の分野においての何らかの問題があり、それが各分野の発達に影響
しているのかもしれないというのはなかなか興味深い視点でした。


(この点は自閉症などの発達障害の場合も当てはまる感じですよね。)



小さい頃はとにかく聴覚過敏だったあーちゃん。
今ではかなりましになってきたように思います。

ちょっとしたストリートパフォーマンスの音にも敏感に反応してました。


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by mathgifted | 2014-01-23 12:17 | Gifted

ギフテッドは傲慢?

なかなか面白い記事です。

英語ですが、興味のある方の為にリンクしておきます。



この記事の最後に書かれているこの部分に私も同意します。


Gifted children benefit from the same parental and 
social support as other children with respect to 
perspective-taking, empathy, and values. They can 
learn how to express their initiative, passion, impatience, 
frustration, and excitement over achievements using 
kindness and tact. They can be reminded that their 
exceptional abilities are an accident of birth, and make 
them no more special than others. They can be guided 
to respect and appreciate another person's perspective, 
even if they do not agree.”



ギフテッドの個人はその並ならぬ才能やスキル、そして周りの反応など
から時にはパースペクティブを失ってしまい、他人に対してつい傲慢な
態度を(言動)をとってしまう(又は彼らにとっては普通だけど他人
からは傲慢だと見られる)事もあるとは思うのですが、ギフテッドの
子達も一般の子と同様、他人のパースクティブや共感性、価値観などを
尊重する事を教えてあげるのが大切ですね。



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by mathgifted | 2014-01-13 07:10 | Gifted

何ともタイムリーな記事

昨日のこの記事を書いた後すぐに、ネットでこんな記事を見つけました。


Study Says」


”Being gifted can pose its challenges -- at least that's 
according to a Vanderbilt University study that found 
that schools sometimes limit their most talented 
students and, thus, keep them from reaching their 
maximum potential."

 

アメリカではギフテッド教育が実施されているとは言うものの、その
内容や質も州や学区によって様々ですし、(もちろんそういったプロ
グラムがない学区も多いです。)あったにしても大抵のプログラムが
一般のギフテッドの層(MG)を対象としているので、このVanderbilt
の研究の対象となっているHGPGの層(13歳までにSAT のスコア
Math700Verbal630以上)の生徒達にとっては、彼らの
学習ニーズを満たすのが不十分なんですよね。



こういったギフテッドの中でもマイノリティな層と言うのは、学校側
も対処の仕方に困ると言うのはよく理解出来ます。



でもだからと言ってこういった層は、”元々アドバンスしているのだ
から外部の支援は必要ないだろう”などと、彼らの教育のニーズに背を
向けてしまう事は、この子達の偉大なる才能や可能性をフルに開花
する事を妨げている事にもなるのだ、という事に気がつくべきですね。



標準に満たず、学習支援が必要な生徒達と同じように、こういった特別
な認知の特徴を持ったHGの生徒にもそれなりの”学習支援”が必要である
事を認識し、学校側のリソースが許す限り、形式的なポリシーなどに
捉われる事なくこういった子達のニーズに応えるように努めるべきでは
ないかと思います。


学区にギフテッドプログラムが存在しなくても、この記事にも書かれて
いるように、飛び級や、地元のカレッジで学べるシステムなどを導入し
たりなどして、何らかのアコモデーションを試みたりする事は、もはや
”エキストラな配慮”ではなく、”必須の支援”だと思います。


”Lubinski concludes that those with extraordinary talent in
mathematical and verbal reasoning ultimately were motivated 
to achieve at higher levels if course material was presented
at the advanced rates at which they learned.  Ability, motivation
and opportunity all play roles in developing exceptional human
capacity and providing the support to cultivate it throughout
life."



と、こういった層の子達にとっては飛び級は効果的だというのは
ギフテッド教育界隈ではかなり一般的に認識されている事だと思う
のですが、私も個人的に経験している事ですが、多くの学校が飛び級
を子供のソーシャル面においてマイナスになると思い込んでいる場合
もかなりあるので驚いてしまいます。



「自分にあったレベルやマテリアルを学ぶ」という事は、学習効果
の面だけでなく、本人の学習意欲やモチベーションと言った、精神
的な部分に大きなプラスになると思うのです。


(いや、かえってそっちの効果の方が大切かも。)


知的好奇心や向上心、想像力、クリエイティビティなどの精神的な
活力に溢れたギフテッドの個人にとっては、”進歩がないstagnation"
(沈滞、停滞)というのはまさに精神的な拷問(あーちゃんの言葉)
に等しく感じてしまい、意欲やモチベーション、エネルギーなども
吸い尽くされてしまうかのようなんでしょうね。



IQ70以下の層が、その”独特の認知の特性”ゆえ、特別な教育、学習支援
が必要というのが認識され、それらがきちんと保証されているというのに、
同じように”独特の認知の特性”の為、特別な教育支援が必要なIQ145+の
層の支援はほぼ無視されているのと同じ状態というのは同じ人間として
フェアじゃないです。


認知能力の程度に関係なく、私達は皆それぞれ”個人に適した教育を受ける”
権利があると思うのに。


私があーちゃんの教育・学習環境の設定の試みに積極的に行動を起こし
始めたのも、あーちゃんがアカデミック的にアドバンスする事を目的と
しているというよりも、どちらかと言うとあーちゃんが感じている”精神
的拷問”から解放してあげたいという気持がメインであります。


なんだかんだ言ったところで、親と言う者は子供のハッピーな顔を見る
のが一番だなって。


あーちゃんの事ですから、これから先も知的には決して「満足した状態」
でおさまる事はないとは思いますが、あーちゃんの顔から高揚した微笑
みが薄らぎ、目のキラキラが消えて行くのが見え始めたら、その都度私
の次なるステップへの探索を始めるサインだと思い、これからも頑張ら
なければと思いました。


そして昨日の記事で報告した高校とカレッジの単位が修得出来るdual 
enrollmentのプログラムの存在を知り、我が家は現在皆が興奮気味で、
この素晴らしい将来の可能性にあーちゃんの目にもキラキラ072.gifが戻って
来た感じであります。049.gif



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by mathgifted | 2014-01-10 10:00 | Gifted


数学が得意な16歳の2E kid(ASD&ギフテッド) あーちゃんの毎日を綴っています。ネバダの山奥で熱愛する数学を修行中!将来は大学の数学教授になるのが夢。13歳から本格的に地元の大学で数学のコースを受講し始めました。 目指すはMIT or Caltech! 


by あーちゃんママ

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