秋の新ドラマ「Scorpion」

昨日の晩、この秋開始する新番組の1つである「Scorpion」というドラマのパイロット
エピソードを観ました。

この番組、夏の間ずっとプリビューが頻繁に流れていて、なかなか内容的にも興味
深そうだったので始るのを楽しみにしてました。

内容をごく簡単に言いますと、

”An eccentric genius and his team join forces with a government agent
to fight the new threats facing America in the digital age."


と、IQ 197のエキセントリックな天才と、同じく天才的な才能を持つ彼のチームが、
彼らのブレインパワーをフルに駆使しながら、政府(Department of Homeland
Securityー国土安全保証省)と手を組んで次々と振りかかかる脅威に立ち向い、
問題を解決していくと言ったもの。


e0326991_08290789.jpg


もうちょっと詳しい説明はこちら。


SCORPION, inspired by a true story, is a high-octane drama about eccentric genius
Walter O’Brien and his team of brilliant misfits who comprise the last line of defense
against complex, high-tech threats of the modern age. As Homeland Security’s new
think tank, O’Brien’s “Scorpion” team includes Toby Curtis, an expert behaviorist who
can read anyone; Happy Quinn, a mechanical prodigy; and Sylvester Dodd, a statistics
guru. Pooling their extensive technological knowledge to solve mind-boggling predicaments
amazes federal agent Cabe Gallo, who shares a harrowing history with O’Brien. However,
while this socially awkward group is comfortable with each other’s humor and quirks, life
outside their circle confounds them, so they rely on Paige Dineen, who has a young,
gifted son, to translate the world for them. At last, these nerdy masterminds have found
the perfect job: a place where they can apply their exceptional brainpower to solve the
nation’s crises, while also helping each other learn how to fit in."






ドラマの設定を読むと(おぉぉ〜!シェルドン達に続いてまた別の天才集団の番組
が〜!)っと、興味津々で昨日のパイロットエピソードを観ていたのですが、う〜ん、
何と言いましょうか。


番組の間、主人公が、

「自分は天才、人とは違う。一般人には僕らのような類いは理解出来ない!
ジーニアスというのはSQ (ソーシャルスキル)やEQ(感情スキル)が欠けて
いて、ぶら〜ぶら〜」

と、やけにIQやら天才やら、自分達は人とは違う、と言った部分を必要以上に
強調している(こだわっている)感じがして、何だか鬱陶しい感じがしました。

”My name is Walter O'Brien...and I'm genius"

って、自分で自分の事を「天才」と言っているのを聞くだけで、何やらげげっ
と思わずドン引きしてしまう。(゚Д゚;)


(辛口でごめんなさい〜。苦笑)


そりゃ、あんた達がめちゃめちゃIQが高い天才というのは充分わかりましたが、
でもなにも機会がある度にそれらをこれでもか〜ってくらいにいちいち言ったり
ほのめかさなくったって...015.gif


まぁ、一番最初のエピソードという事で、視聴者にそれぞれのキャラクターを
強くアピールしようとしたのかもしれませんが、でもあまりにもその部分に
こだわってしまうとそのキャラ自身に謙虚さが欠けているように見え、何とも
”obnoxious”だと感じてしまいました。

これはシェルドンに対しても言える事なんですがねぇ。(苦笑)

せっかく番組の設定やストーリー自体は面白そうなのだから、この先はもっと
各キャラクター自身やキャラの発展にフォーカスをあててもらいたい気もする
なぁ。


天才軍団以外の”ノーマル”なキャラとして、自分も天才の息子を持つ女性が
ソーシャルスキルに欠けるこの天才チームの”一般の世界”の通訳人として
チームに加わることになったみたいだけど、その設定も妙に現実味に欠ける
というか。

(チームの1人は確か心理学者で行動学のエキスパートじゃなかったっけ?
何も特別に知識や教育を受けていないウエイトレスに”解釈”を頼まなければ
ならないほど、この人達は”一般の人達や事情”についてcluelessなのか?と
思ってしまった。)


あっ、何やらものすごい辛口になってしまってごめんなさい。
何だか最近年のせいか、物事に対してどうもシニカルな見方をしてしまう
傾向にあるわぁ。(汗)


でも大衆メディアでよく描写される天才やらギフテッドのキャラって、どうも
あまりにも”ステレオティピカル”な描写やセリフなどが多くて、そういうのを
あまりにも強調し過ぎると、一般の人達の間にある種のミスコンセプション
や固定観念が植え付けられるのではと思ってしまうのですよ。


また、テレビ番組などで「IQ 180とか IQ190」などと聞くと、思わず私は、

「それって、どのテストの数値?」013.gif

って、聞きたくなってしまいます。

現在、アメリカで一般に使用されている知能検査は WISC-IVやWAISなどの
Wechsler式、Standford-Binet 5やWoodcock-Johnson III (Cognitive
ability) などなのですが、これらのテストはいずれも全検査数値の最高
数値が160〜165くらいまでなので、IQ 180って聞くと、一体どの検査?
って思ってしまうんですよねぇ。


そういうレベルの数値がでるのは、Stanford-Binet Form L-Mが頭に浮かぶ
のですが、でもこのテストは最後に標準化されたのが1970年代だったと思う
ので、かなり時代遅れとなっていて、正確な数値を測定するのが限られて来る
と思いますし。

(そういった理由でこのテストは現在ほとんどのサイコロジストが使用して
いないと思います。)

そういう数値がでるテストも実際存在するんでしょうが、細かい部分が気
になってしまう私としては、はっきりと”〇〇のテストで〇〇の数値”と
言って欲しいなと思うんですよ。

たかがフィクションドラマなどでそこまで正確さにこだわらなくても、と思わ
れるかもしれませんが、一般大衆はそれらを(正しいかどうかまでは気にせず)
”情報”や”知識”として受け入れる傾向にあるわけですから、報道する側は出来る
だけ正しい情報を供給する義務があると思うんですよね。

大体、アインシュタインのIQなんてのも、あくまでも推測じゃないんですか?
(彼自身は正式に知能テストなど受けた事はないと、どこかで読んだような。)


確かにWIAT WJIIIなどのアチーブメントテストでは、(特に小学生の頃など)
まだシーリングまでかなりヘッドルームがあるので結構高い数値が見られる事
もあるみたいですが、これらのテストは知能テストと関連性が高いとは言え、
ability(能力)ではなく achievement(達成度)を測っているのでIQとは言
えないと思いますし。


ちなみにあーちゃんも8歳の時にWJIIIのアチーブメントテストを受けたのですが、
Broad Math(数学総合)の標準スコアが185とでました。
(だから実際、こういう数値が出ると言うのが確認できました。)



e0326991_06092643.jpg

SS (standard score–標準スコア)145で99.9パーセンタイル(上位0.01%)
なので、(SD15)185だと上位何パーセントになるんだろう?

子供と違って算数・数学がまるっきりダメな私はとっさに数値がでてきません。
(苦笑)


話がテレビ番組からかなり逸れてしまいましたが、(毎度の事ですねぇ。苦笑)
とりあえず、この新しく始った番組、陳腐で一般化された天才像を強調し過ぎず、
ストリーそのものや、登場人物達のキャラの部分にフォーカスすれば、始って
5話くらいでいきなりキャンセル、と言うアメリカのテレビドラマ界ではよく見
られる運命を逃れる事ができるのではないかと思います。



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by mathgifted | 2014-09-24 10:49 | TV番組/映画鑑賞


数学が得意な16歳の2E kid(ASD&ギフテッド) あーちゃんの毎日を綴っています。ネバダの山奥で熱愛する数学を修行中!将来は大学の数学教授になるのが夢。13歳から本格的に地元の大学で数学のコースを受講し始めました。 目指すはMIT or Caltech! 


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