ギフテッドの子育てヒント:感情性OE③

SENG (Supporting Emotional Needs of the Gifted)
サイトからの記事、


より。


以前の記事、「ギフテッドの子育てヒント:感情性OE」で出て来た情報
とダブルところもありますが、お復習いにもなるという事で、とりあえず
リンク先のオリジナルの記事をそのまま訳しておきました。

以下、前回の続きです。



多くの人が強烈な感情がギフテッドである事の一部であるという事に
気がついてなく、その事に対してはほとんど注意が払われていない。
歴史的には強烈な感情の表現は、豊かな内面の世界をもつ人生の証拠と
いうよりも、精神面での不安定さの表れだと見られて来た。


伝統的な西洋の見方としては、感情と知性は別々の、相反するものと
して見られているが、実のところは感情と知性の間には切り離す事が
できない繋がりが存在し、これらは結合し、ギフテッドの個人に偉大
な影響を与えるのである。


人生の喜びのもととなり、学ぶ事への情熱や才能分野の表現の原動力、
達成へのモチベーションとなるのが「感情の強烈さ」なのである。


人よりも全てにおいてより深く感じる事は時には苦痛であり、恐怖を
感じる事もある。 感情が激しいギフテッドの人達は常に自分が異常
だと感じる傾向にある。”私はどこかおかしいに違いない。もしかする
と気が狂っているのかも。 誰もこんなふうに感じている様子はない
みたいだし。” など。彼らはよく強烈な内面の葛藤や衝突、自己批判、
不安感や劣等感を感じたりする。



医学関係ではこういった彼らの葛藤を”病的な症状”と見なし、彼らに
神経質だというラベルを貼ったりする。 しかしこれらはギフテッド
の本質的な一部であり、彼らの個人の成長や達成に大いなる動因を
もたらすものである。



ギフテッドの子供達に、世の中で起こっている事に対する彼らの強化
された敏感さは、彼ら(ギフテッド)にとってはごく当たり前の反応
なのだという事を教えてあげるのが非常に重要である。これらが明確
に伝わってないと、彼らは彼らの強烈な体験を、自分が異常がある事
の証拠だと思ってしまうかもしれない。



他の子供達はギフテッドの子達が些細に見える事に対して強く反応を
しているのを見て、彼らをばかにしたりからかったりするかもしれない。
その結果、ギフテッドの子達の”自分は変っている”という感覚がさら
に強化される事になるかもしれない。 また、社会の不正や偽善など
に対して敏感に反応してしまうため、多くの感情的に激しい子供達が
かなり幼い頃から絶望感を感じたり、皮肉的になってしまう恐れがある。



感情的に激しい子を育てていく上で最も大切な事は、彼らの感情を受け
入れてあげると言う事である。 彼らが”自分は理解され、支援されてい
ると”感じる事が必要である。 自己認識、自己容認の念を発達する為に
彼らの知能を利用する事を教えてあげなさい。



適切な指導やしつけは、子供の自己訓練や感情面での能力の自信の発展
につながる安心感を発達させるので、親はこれらを実行する必要がある。
適切なしつけと言うのは、家族にとって重要な価値やルール、行動などの
一貫した適用である。子供にルール(を従う事)の利を説明し、行動の
結果(自分がとる行動がもたらす結果に責任をとらさせる事)を通して
それらを強化する。



感情を自由にオープンに話し合う。いい感情も不快な感情のどちらも。
話し合いを始めるきっかけとして、”感情温度計”を使うのが役立つかも
しれない。例えば、”1-10までのスケールで、今日はどんな気持?”と
いったふうに。 子供のアイデアや意見、気持をゆっくり時間をかけて
聞いてあげよう。偏った判断をせず、途中で邪魔をしたり、道徳的な説教
をしたり、別の事に気を引いたり、アドバイスをしたりしないこと。


(あぁ〜、前回出て来た”感情語彙を増やす”というアドバイス、こう
いう場合で微妙な感情のグラデーションを表現するのに役立ちますね。)


彼らの敏感さ、強烈さ、そして情熱を評価してあげる事。 自分自身が
彼らの痛みを見るのが不快だからと言って、子供の感情を最小限に抑え
ようとしないこと。 ”センシティブ過ぎる”とか”気を取り直して!”
”元気を出しなさい!”とか、”大丈夫!”などと言ってもあまりヘルプに
はならない。



子供が怖がっていたり不安な時は安心させてあげ、強烈な感情を物語や
詩、芸術作品、音楽、ジャーナルそしてフィジカルな活動などを通して
表現する方法を見つける手助けをしてあげよう。 彼らの身体的な能力
が知的能力にマッチしない事で苛立つかもしれないという事を理解して
あげ、これらの感情を対処するのを手伝ってあげる。 結果だけでなく、
努力の過程に報酬を与えること。 短所にいつまでもこだわるのでは
なく、長所を強調する。



センシティヴであると言うのは弱点ではないという事に気がつくべきだ。
子供に年相応の責任を与え、世間や彼ら自身の犯した行動の不始末などに
対して過度に庇護しない事。彼らはまず”子供”であり、そして”ギフテッド”
であるという事を忘れてはならない。 ”小さな大人”を期待しない事。
遊びや娯楽の活動はしっかりとした感情の発達に不可欠である。



最後に、予防対策としての専門家のカウンセリングを探すのもよいだろう。
健全な心の発達を支援する事と社会的、感情的問題を予防する事のどちら
もとても重要である。 感情の激しいギフテッドの子達に彼らの内面の
世界の経験を受け入れ、それを彼らの長所として大切にする事を教える
支援をしてあげる。 その為には、私達親が子供にとってポジティヴな
お手本となるように、私達自身も自らの経験や感情を尊重し、受け入れ
るべきである。



合理的、理論的な思考を重んじ、感情を理性の反対と見る社会では、感情
の価値について語る事は決して容易い事ではないかもしれない。だが、
もし親や教育者が子供の感情の激しさに気づき、それらを子供に”長所”と
して前向きに示してあげる事ができれば、子供達はこのギフトを理解し、
大切にして行く事を学ぶだろう。このようにして、感情の激しい子供達は
この世で自らのユニークな自身を表現する権限が与えられ、彼らのギフト
やタレントを自信と喜びとともに活用して行くのである。

オリジナルの記事からは以上です。


個人的にもとても参考になる記事でした。

少しでも皆さんの参考になればいいのですが。


(ちなみに、うちでは家族間で感情の衝突が激しくなった時など、皆で
ちょっとドライブして自然に触れに出かけたりしています。こうやって
気分転換したりするのもちょっとした対処法ですね。)


夕暮れ時のタホ湖。 やっぱり自然に包まれると気持も落ち着きます。

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by mathgifted | 2013-12-18 08:32 | Gifted/2E


数学が得意な15歳の2E kid(ASD&ギフテッド) あーちゃんの毎日を綴っています。ネバダの山奥で熱愛する数学を修行中!将来は大学の数学教授になるのが夢。13歳から本格的に地元の大学で数学のコースを受講し始めました。 目指すはMIT or Caltech! 


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