Low Latent Inhibition(潜在抑制機能障害)についての追加情報

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Low Latent Inhibition(潜在抑制機能障害)という脳のコンディションは、
当時ハマっていたPrison Break(プリズン・ブレイク)で知り、そこから
ちょっと色々とリサーチをして得た情報を過去ブログの記事に書きました。

こんなコンディションなんぞ全く聞いた事がないぞ!と言われる方は、まず
こちらの過去記事を読んでみて下さい。

「Low Latent Inhibition(潜在抑制機能障害)って障害?」


このの記事を書いたのはもう1年半以上も前の事でしたし、その後この障害?
(以下長いのでLLIとします。)についてはほぼ頭の片隅にそれとなく存在して
いた感じだったのですが、最近ごく偶然にこのLLIについての記事をふと目にし、
その中に書かれている具体的な例を読んで、思わず心の中で、

あるある~! (゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) うんうん

と大きくうなずいてしまったのでした。

...と言っても私の事でなくパパとあーちゃんの事なんですけどね。


こちらがその記事のリンクであります。

「What is Low Latent Inhibition?」

(英語が得意な方はこの記事を最初からじっくり読む事をお薦めします。
 すごく興味深いです。)


その、「あるある!」とうなずいてしまった部分と言うのが、LLIの人の
思考の流れを例にした文章で、

LLIの人の脳と言うのは、基本的にルールや思想、人の意図や動作、機械の
機能など、あらゆる物事においての根本的な原因や由来が理解できるまで
とにかく“why, why, why, why”的アプローチで作動している。”

と言う事で、例えば一般の人の場合だと、

「どうしてあなたは歯を磨きますか?」と聞かれた場合、

「清潔にしていたいから。」 「なぜ?」

「清潔を心がけてるし、歯がきれいに見られたいから。」 「なぜ?」

「歯がきれいだと他の人が注目するので、そうされたいから」「なぜ?」

「他人から魅力的だと思われたいから。」 「なぜ?」

「そうすると恋人を見つけられるから。」


と言った一連の思考や会話の流れの後、歯を磨く事の「根本的な理由」は
「恋人、又は配偶者を見つけたいから」と言った結論に達するわけなのです
が、LLI の人達と言うのはこのような”why?"の質問を、直感と知覚により
ほぼ自動的に頭の中で行ってしまうようで、その直感と知覚というのがこれ
また通常以上の刺激や情報に基づいている為、(他人が気がつかないような
詳細にも気がつく)それらの結論(推測)は極端に正確であるとの事なんです。


だからLLI の人が上記の「どうしてその人は歯を磨くと思う?」と聞かれた
場合、対象人物(歯を磨く人)を目の前に、鋭い直感や知覚を素早く働かせ、
「将来パートナーになり得るかもしれない人物に自分の身体的な部分をアピール
する為」という答えが咄嗟にでてくるというわけなんですね。


LLI の人達は別に実際こういった会話をしなくても、彼らの脳はほぼ自動的
にすでに自分の頭の中でこの“why, why, why, why”の質問と答えを繰り返し、
答えをだしているという事なのです。

これを読んで何だか背筋がぞぉ~~~としてしまいましたよ。

というのもここに説明されている事があまりにもパパの思考(そして会話)
にびったりと当てはまるんです!


一つの課題に対しても、パパはいつも1人で勝手にどんどん色んな方向へ
素早く飛躍してしまい、その思考の速度とパターンが私ではなかなか追い
ついて行けず、二人の会話は妙に噛み合ってない状態となり、大抵は極端
に気短なパパがイライラして私を怒鳴り散らすというパターンになります。


私にしてみれば、パパが咄嗟にたどり着く結論は、お互いAから始まった
のに勝手に1人でEまで素早く飛躍してしまい、A→ B →C →D→Eと、
ゆっくりと進まないと思考の流れを見失ってしまう私にとっては、パパと
の会話は連続ドラマのエピソードを何回か観損ねたような感覚に陥って
しまうのです。


そして時にはパパの概念のコネクションがあまりにも飛躍し過ぎていて、
私にしてみれば、見えない”connect the dots”を自分で勝手に繋げて突飛で
とんでもないほどとんちんかん(に思える)アイデアとかを言いだしたり
して、私にはとてもついていけません。


最初は私の英語力の欠如か? などとも思ったのですが、パパ以外の人達
(アメリカ人のネイティブスピーカー)との間では何も問題なくスムーズ
に会話を行う事ができるので、これは言葉の問題ではなく”思考パターン”
の問題だと言うのは前々から察してはいました。

(実際、パパは私とだけではなく他の人達ともこういったコミュニケーション
の問題があります。)


オリジナルの記事にも書いてましたが、LLIの人は自分が世界を違った感覚
で体験している、(一般の人とは違った知覚を体験している)という事に気
がついている人が少ないようなので、他人も自分のような思考プロセスだと
思っている為、パパのように短気な人は(どうして自分の言っている事が理解
できないのか!)とフラストレーションでイライラするのかもしれません。


そしてこちらの文章が、またまた「あるある!」(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。)

” People may for example laugh at your ideas or the connections that you
are able to make or ridicule them (due to lack of understanding on their part),
or may look at you as being extremely arrogant or a ‘know it all’. This is
because extremely advanced logical connections made by someone with
low latent inhibition will often feel like common sense, when in reality those
without low latent inhibition wouldn’t even have considered those
connections as a possibility. ”


パパのアイデアのコネクションが理解出来なくて、(そんなバカげた事ある
わけないでしょう~。)とあざ笑ったりしてる私は、ちょっと(?)だけ
反省してしまいましたよ。(苦笑)


そしてパパの口癖は「That's common sense!」013.gifなんですが、私はいつも、
(そんなの全然コモンセンスじゃないと思うけど。普通そういうところまで
考えないと思うけど...)と思う事もしょっちゅうで、自分にとっての常識や、
ちょっと考えればわかる事は、他人にとってはそうではないという事が全く
気がついてないようなのであります。


そして、パパほどひどくはありませんが、あーちゃんにもこういった思考の
流れの傾向があるのですが、私はあーちゃんが小さい頃からとにかく人との
会話で辻褄があわなかったり、すれ違ったり、理解出来なかった場合などは
とりあえずお互いの言葉やアイデアを「確認するように」としつこく言い続け
てきましたので、あーちゃんはフラストレーションがたまって爆発する時点
へ到達する事を避けられているようです。049.gif


このLLIと言うコンディションは素晴らしいギフトではあるものの、脳が
絶え間ない刺激の処理に対処していくにはある程度の知的レベル(IQ)を
要し、知能の低い者の場合は処理能力も低いので、ほとんどの場合がこれ
らのコンスタントな刺激や情報に脳がうまく対処できず、結果として統合
失調症やその他の精神病を引き起こしてしまう可能性があるようです。


(そしてLLIであり高知能の場合はプリズン・ブレイクのマイケルのように、
"Creative genius"であるチャンスも大きいんでしょうねぇ。)


又、非常に興味深い事に、

”It should also be noted that most autistic people have a lower than
normal level of latent inhibition,
which is one of the many reasons it is
so difficult to confirm an LLI diagnosis. We believe that a lot of cases of
LLI are actually missed or misdiagnosed as OCD, ADHD or Asperger's
syndrome but to name a few."


と、大抵の自閉症者が通常よりも低いレベルの潜在抑制機能の持ち主である
(要するにLLI気味)という事らしく、定型が気がつかない詳細に気がつい
たり、違った感覚や知覚で物事が見えたり、又感覚が敏感なゆえ外界の刺激を
うまくシャットアウトできず、センサリーオーバーロードになりがちな部分
などを考えると、この見方(主張?)は結構当てはまっているかもですねぇ。


このLLIというコンディションは専門家達の間でもまだあまり認識がないの
ではないかと思うので、多くの人達が未診断(未発見)かOCD, ADHD
アスペルガー、又はその多もろもろのコンディションと誤診されている
ケースも結構あるのではないかという事です。


確かにLLIが由来していると言われる動作や行動、症状を見てみると、この
コンディションを知らない素人目には、ADHD自閉症の症状と区別し難い
部分もあるのではないかと思います。


この記事を読んで、パパの言動や一連の思考の流れを垣間みる事が出来たか
のようで、少しだけパパの立場になって考えてあげる事ができたかのように
も思えました。


って、又口論が始まったらそういう事などすっかり忘れてしまい、こちらの
言い分をずけずけ主張してしまいそうですが。(苦笑)


この記事に書かれた事が、どれだけ脳科学的に信憑性があるかはわかりま
せんが、娯楽として読むのにはなかなか面白かったです。


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by mathgifted | 2013-10-14 08:33 | 脳について


数学が得意な15歳の2E kid(ASD&ギフテッド) あーちゃんの毎日を綴っています。ネバダの山奥で熱愛する数学を修行中!将来は大学の数学教授になるのが夢。13歳から本格的に地元の大学で数学のコースを受講し始めました。 目指すはMIT or Caltech! 


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